この夏に参加したリチャード・ボルスタッドのNLP。
そのボルスタッドの新しい本が出たので、早速購入。
「NLP子育てコーチング」
えぇ、もちろん別に子供がいるわけではありませんが・・・
スペースの関係で、本を買うのはしばらくやめようと思っても、こればかりはやはりどうにもならないのかも知れません(今日はAmazonから3冊届きました・・・)。
まだ全然読んではいないのですが、ちょっと気になったというか、気に入った言葉があったので紹介します。
「あなたの愛を差し出しても、考えを与えてはいけません」
あまりこの言葉に関しての説明が実はなかったのですが、本の題名とコンテキストから考えて、
自分の子供に対して、
「愛を差し出すのはいいけれども、考えを与え(=価値観の押し付けをする)てはいけません」
と言うことでしょう。
子供は、自分のところに生まれてきたかもしれませんが、「自分のもの」ではないですよね?
子供とはいえ、ひとつの魂を持って生まれてきているわけですし、当然自由意志もあり尊重される権利があるわけですよね。
そして、輪廻転生を考えれば、その子供の魂は、親である魂よりも古い(たくさんの経験をしている)魂であるかもしれないですよね?
たまたま今世では、子供役に生まれてきただけで、前世では自分の親や師匠であったかもしれない。
とすると、子供を自分の思い通りにしようとするのは、いささか傲慢ですよね?
「子育てしたことないから、そんなことが言えるんだ!」
と言われるかもしれませんが、少なくとも今は(笑)そう信じています。
あ、ちなみにこのブログで私が書いているのは、少なくとも書いた時点でそう思っている(思っていた)と言うだけで、数ヵ月後には変わっているかもしれませんので、あしからず。もしかしたら、次の日には変わっているかもしれません(笑)。
日々変容・進化しているので、致し方なしですね。
話を戻して・・・
そして、もちろんこれは親と子供との関係に限らず、友人との関係、恋人との関係、夫婦間の関係、上司と部下との関係(これは会社の価値観があるから難しいのかも・・・)でも、当てはまるのでしょう。
でも、現実を見てみると、
「○○というのはおかしい!」
「○○であるべきだ!」
「こっちが正しい!あの人は間違っている!」
などと言う会話がよく交わされているのを聞くことがあると思います。
あらら。
最近、こういう会話を聞き続けるとどうしても頭が痛くなってきてしまいます。物理的に。そして、消耗します。
別に、みんないろんな価値観、考え方を持っていていいですよね?
周りの人から、自分の価値観・考えをすべて否定されて、「こうしろ!」と言われることを考えると、疲れてしまいますよね?
ですので、逆もまたしかりですね。 Vice Versa.
もちろん、私のこの考えに反対する人がいても、別に私はOKですし、説得しようとも全然思いません。
「あぁ、あなたはそう考えるのね」
と同意はしませんが、尊重します。
といっても、私も以前はこういうところで苦しんでいましたが。
これらの価値観とか判断を手放すと、すごく楽になりました。
注意すべき言葉たちは、この方たちです。
・~べき、~でなければならない
・正しい、間違っている
・~の方が
・普通、みんな
・絶対、必ず
この方たちが、つい頭の中でよぎったら、その時がチャンスです。チャンス到来!
「本当にそうだろうか?」
などとちょっと疑ってみて、自分の中にスペースを作ってみませんか?
胸がすぅーとラクになるかもしれませんよ。
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初コメントさせて下さい。 私は、人の価値観・意見などは否定しないできました(表面上?)。
でも 自分自身に対しての価値観に雁字搦めになっていたなあ~と思うこの頃です。「私は~べき」「人から~思われるんじゃ・・」等。 でもそれは勝手に私が思い込んでるだけだったかもと思うと心に余裕が見えてきました。 そして「愛を差し出すのはいいけれど、考えを与えてはいけません」というのが、 心に響きました。 日常でつい、大人の都合に引っ張ってしまいがちですが、このフレーズを心のどこかに常備したいです。 長いコメになってしまい すみません。
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>エミリオさん
コメントありがとうございます。ブログ参考にさせていただいています。
このフレーズ、なかなかいいですよね。私も胸に留めたいフレーズです。