昨日からまたハコミのワークショップに参加しています。
ハコミではテイクオーバー(take over)といって、日本語に訳すと「肩代わりをする」と呼ばれるメソッドがあります。
まだまだハコミを理解しているわけではないですが、ハコミではいろいろな場面で使われます。
ひとつは、先日の記事でも書いた、「得られなかった体験を取り戻す」ことがあります。
そして、もうひとつはコア・ビリーフに気づくために、肯定的な自分に許可をするような言葉をかけてもらって、それに対する反応として出てきた言葉もTake overしてもらって、自分の中に起こってくる変容に気づくと言うところでも使われます。
この許可する言葉と言うのは、よくあるアファメーションやインカンテーションなどで超積極的な言葉を唱えたりすることがありますが、それらがあまりに自分の現状と異なる場合には、
「そうはいってもなぁ・・・」
「でも、現状は全然違うしなぁ・・・」
といってなかなか受け入れられないことがあります。
こういった場合に、自分に許可を与えるような言葉遣いで
「・・・・してもいいですよ」
などと自分に許可を与える言葉に書き換えると、潜在意識の抵抗を少なくして受け入れやすくなるようにしたりします。
しかし、それでさえも潜在意識が抵抗する場合があるわけです。
ここで、ハコミではテイクオーバーと言うものを使います。
クライアント一人に対して、セラピスト役が2人(以上)になって、
一人は
「・・・・してもいいですよ」
と言う言葉をかけ、
もう一人は
「・・・・してもいいですよ」
と言う言葉をかけられた時に、クライアントの中に起こってきた反応(ここでは簡単に言葉になっているものとします)として出てきた言葉を言います。
これらの言葉を、セラピスト2人が交互に、あるいは同時に言っていきます。
するとそれらの言葉をずぅっと聞いていると、クライアントの中で、変容が起こってきます。
そして、時によっては葛藤が統合されていきます。
NLPやコーチングでも葛藤を統合したりしますが、それとはまた別の手法で、結構深いところで変容が起こってくるため、なかなか興味深いです。
そして、このテイクオーバーのワークをやっている時に、時間がちょっと余ったので一緒に組んだ3人の中で面白いワークをやっていました。
最終的に、みんなニコニコ・ニヤニヤするとてもいい結果に・・・
もともとハコミでもそういう効果も期待しているのでしょうが、催眠・暗示的に見てもとても効果のあり面白いものでした。
それは、また次の機会にでも。
マインドフルネスと呼ばれる
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