●感謝したいけど、なかなか感謝できない時にはこの言葉を
「感謝をしないとダメだよ」
「感謝をするといいことがあるよ」
「毎日感謝しましょう」
こんな言葉、何回も聞いたことがあると思います。
「感謝する人はより多く与えられ、豊かさを手に入れる。
感謝をしない人は、持っているものまで取り上げられてしまう」
こんな言葉も、これまで何回も聞いたことがあると思います。
それで、感謝するために、
「ありがとう、ありがとう、ありがとう」
と唱え続けましょう、なんてワークもありますよね。
1日に1000回とか、10000回とか。
わたしも数年前には
カウンター(野鳥の会の人が持っているやつ)
を片手に散歩しながら、
目に入るあらゆるモノ・人に
「ありがとう、ありがとう、ありがとう」
とやっていました(^_^;)
このワークは、
「感謝の気持ちは感じなくてもいいので、とりあえず数が勝負!」
というものだったので、とりあえず、唱え続けること数日。
すると、、、
「ありがとう」がクセにはなりました!
何かというと、
「ありがとう」が口をついて出そうになりました^^
ですが、、、
とりあえず唱えているだけなので、
感情レベルでは、とくに変化はなく、
とくにいいこともありませんでした。
そんなに続けられなかったので、
続けていたら変わっていたかもしれません。
話が変わりますが、
先日、風呂あがりにテレビをつけると、
鉄腕ダッシュという番組がやっていました。
DASH島という企画で、TOKIOのメンバーが
無人島で飲み水を確保するために
40年使われていなかった古井戸を蘇らせる
という10ヶ月のドキュメント。
途中から見たので、すべてのプロセスはわかりませんが、
井戸の中の石・カベを1つずつ磨いて汚れを取り、
井戸の底にたまったヘドロをすべてかき出し、
新たに、(ろ過するために)きれいな石や砂を沈めていく。
さらに、炭を作って井戸の中に入れていく。
さらに、何度も水を書き出していくうちに、
やっと透明になってきた水を煮沸して、やっと飲み水に!!
こんな作業をしていました。
ただ、飲み水を確保するためだけに!
もちろん、わたしたちの生活の中では
こんなことしなくても、
蛇口をひねればきれいな水が出てきます。
こういうプロセスを見ると、
アタリマエと思っていることの中にも
感謝できることはもっとありそうですね^^
スーパーで何気なく買える食料品も
野菜や肉を育ててくれる人がいて、
それがスーパーまでにやってくるまでにも、
たくさんの人の手を経てきています。
それを、わたしたちはカンタンに手に入れることができます。
自分で土を耕して、
種をまいて、
水やりして、
肥料を上げたりしなくても。
これは感謝しかありません。
こうやって本当に感謝を感じると、
それだけでしあわせになってきますよね。
感謝を噛み締めながら買い物をしていたら
時間はかかりそうですが、
とてもしあわせな気分になってきます。
これも、感謝の効能の一つ。
もう、これだけのためにでも
意識して感謝してみる価値がありますよね。
でも、感謝の大切さは、それだけにとどまりません。
最初に紹介した言葉の通り、
「感謝する人はより多く与えられ、豊かさを手に入れる。
感謝をしない人は、持っているものまで取り上げられてしまう」
んですね。
つまり、感謝すればするほど、豊かになっていくということ。
ご利益があります(^_^;)
「感謝」で魔法のような未来を引き寄せる本「ザ・マジック」には、
感謝について、こんなふうに書かれています。
あなたが感謝を実践していなければ、
より多くを受け取ることはできないということです。感謝をしなかったため、
人生に魔法が起こるのを邪魔してしまったのです。
健康や良好な人間関係、楽しみや儲け、
ビジネスや昇進などの好ましい流れは、
感謝をしないと止まってしまいます。「受け取る」ためには「与え」なければなりません。
それが法則です。
感謝とはお礼を「与える」ことであり、
それをしないでいると、
あなたは自分を魔法から切り離し、
人生で望むものをすべて「受け取る」ことから遠ざけてしまいます。そもそも感謝しないということは「奪う」ことに等しく、
日々ものごとを当然の権利のように
受け取ってしまっているということです。
とあります。
でも、わたしたちは、それを知っていても、
なかなか感謝できないんですよね。。。
それは、「アタリマエ」と思ってしまっているから。
特に、身近な人に対しての感謝を忘れてしまいがちです。
ついつい、
「親だから、○○してくれてアタリマエ」
「夫だから、妻だから○○してくれてアタリマエ」
なんて考えてしまいます。
でも、それって本当でしょうか?
本当にアタリマエ?
わたしも、つい最近まで、
親がしてくれたことは、アタリマエと感じていました。
いろんな方の話を聞くたびに、
「あ~、アタリマエと思っていたけれど、
ありがたいことなんだな」
と、やっと改めて感じました。
そして、いまでは両親を尊敬しています。
わたしは3人兄弟(姉と妹がいます)。
うちの両親は、学歴はありませんが
姉は、かなり学費が高い東京の旅行専門学校へ
わたしは、名古屋の大学、大学院へ
妹は、地元の国立大学へ
と3人とも、専門学校や大学、大学院に行かせてもらいました。
さらに、わたしが高校の時には、家を建て替えました。
これ。
実家にいた頃や、学生時代、さらに会社員の時代は
特になんとも思っていなかったのですが、
いまになってみると、
「正直すごいな~」と尊敬します。
いま、わたしは子どももいないので、
かなり自由に好きなことだけやって生きていますが、
わたしの父は、いまのわたしの年齢の頃には、
すでに子どもが3人もいたんです。
3人もの子どもを養って、家を建てて、、、
これはすごい!!
クライアントさんや友人など、たくさんの方の話を聞いていると
わたしがアタリマエと思っていることを
「親がしてくれなかった、、、」
という思いを持っている方もたくさんいます。
事実はわかりませんが、
もしかしたら本当にそうなのかもしれません。
ここからも、アタリマエじゃないんだな、と感じます。
そして、
「親が○○してくれなかった」
という思いを持っている方であっても、
それでもなお、
たくさんのことを両親からしてもらってきているはずなんです。
あなたは十分でないと感じているかもしれないし、
他の家庭と比較したら
「何でうちは! うちの両親は!」
と憤りを感じることもあるかもしれませんが、
それでも、今、わたしたちが
大人になるまで成長できたということは、
たくさんの愛を受けているはずなんですね。
(ただし、上手に表現できない親がいることも事実です(>_<))
・学校に行かせてくれた
・○○を買い与えてくれた
・大人になるまで、ご飯を食べさせてくれた
・住む家を提供してくれた
・(少ないかもしれないけど)お小遣いをくれた
などなど。
アタリマエと思っていることも
実はアタリマエではないんです。
なぜなら、アタリマエと思っていたことを
残念ながら両親から得られなかった人もいるから。。。
でも、このアタリマエのカベがあると、
なかなか感謝できません。
「アタリマエ」と思ってしまっているから感謝できない。
わたしも偉そうに人のことは言えませんが(^_^;)
これは、もちろん両親にかぎらず、
たとえば、
・奥さんが料理を作ってくれる
・旦那さんが働いて、給料を家に持ってきてくれる
なんて、こともアタリマエになってしまって、
感謝できない関係になってしまっていることがあります。
そして、お互いに
「ありがとう」と相手には言わないけれど、
自分に「ありがとう」と言ってもらえないことには、
不満を持ってしまったりします(^_^;)
さて。
とはいっても、やっぱり「アタリマエ」のカベに負けず、
感謝したいですよね。
しあわせな気持ちになれるし、ご利益もあります(^_^;)
よく言われるように、アタリマエと思っていたものを
失って初めて感謝できたり、気づくこともあります。
でも、失うまで待つ必要はありませんし、
失ってから後悔したくはないですよね?
そのために、感謝をすすめるワークはたくさんあります。
でも、このアタリマエのカベにぶつかってしまうと、
感謝できることがなかなか見つけられません。
こういう時のヒントとして、
最近読んでいた本で紹介されていた、
一昨年に亡くなった小林正観さんの言葉を紹介しますね。
この言葉を知ったとき、
「なるほど~、こんな言葉を使ってみると
カンタンに感謝できるな~」
と感じ、あなたにもお伝えしたいと思いました♪
その言葉とは、、、
「となりのおじさん(おばさん)だったとしたら?」
というものです。
たとえば、先ほどの
・旦那さんが働いて、給料を家に持ってきてくれる
これが、アタリマエになっていたとします。
そこで
「となりのおじさんだったとしたら?」
と考えてみます。
となりのおじさんが、毎月給料を届けてくれたとしたら、、、
これはもう、感謝・感激ですよね!!
「え、どうしてそんなことを毎月。。。」
となります。
同じように、
・奥さんが料理を作ってくれる
がアタリマエになっていたとします。
そこで、
「となりのおばさんだったとしたら?」
と考えてみる。
となりのおばさんが、
毎日食事の用意をして持ってきてくれたら
これも、感謝しかないですよね。
「どうしてそんなことをしれくれるんだろう?
毎日なんてありえない! なんてありがたいんだ。。。」
と思いませんか?
でも、それを普通に
父・母、ダンナさん・奥さんがやってくれているんですね。
そう思うと、
もう、感謝しかありません!!
ついさっきまでアタリマエと思っていたけれど(^_^;)
こんなことを考えてみると、
感謝できることはたくさんありそうです。
他にも、感謝のワークのコツはいくつかあるのですが、
また長くなってしまったので、今後お話していきますね。
こうやって、日常的に感謝できるようになってくると
”感謝筋”がついてきて、自然に感謝できてくるかもしれません。
そして、その感謝のエネルギーが、
さらに感謝したい、感謝できることを引き寄せてきます。
こうなったらすごくいい循環ですね☆彡
ぜひご自身のためにも、
感謝の習慣を始めてみませんか?
感謝を習慣化して実践していったらどう変わっていくでしょうか?
わたしも、いままで以上に意識して
「感謝の習慣」を身につけていこうと思います。
あなたも、一緒にいかがですか?
そして、ブログを読んでくださっている
あなたにも感謝しています♪
いつもありがとうございます^^
コメントを残す