先日、「相手への期待をコントロールする」について書きましたが、追記です。
人はみな、自分の欲求を満たしたいと思っていますよね?
自己犠牲の精神を持っている人で、自分の欲求を犠牲にして、相手に尽くしたいと言う人もいると思いますが、なかなか難しいですよね?
人が人と関わると、お互いが欲求をもっているのですが、そのどちらの欲求を優先するのでしょうか?
もちろん、その欲求が同じ方向を向いている場合は問題ないですよね。
欲求が異なる場合、どうなるでしょうか?
明らかな上下関係・力関係が存在する場合、表面上では問題は発生しないかもしれません。
ただし、欲求を満たされなかった方には、不満が残り、これが蓄積されるといずれ問題が発生することがあるかもしれません。
また、上下関係・力関係が崩れたり、逆転したときに、どうなるのでしょうか?
さらに、
人はそれぞれ欲求を持っています。そしてその欲求が満たされることを望んでいます。
遺伝子レベルで求めている欲求もあります。
そして、人は決して相手の欲求を満たすために生きているのではありません。
あなたは、すべての周囲の人の欲求を満たすために、自分の欲求を我慢できますか?
そんなわけないですよね(笑)
だとすれば、周りの人もあなたのすべての期待に応えられるわけではありませんよね。
さらに言えば、あなたがどのような期待を持っているか自体を知らない可能性があります。
これが現実なので、自分の期待がいつも満たされないからと言って、イライラするのは、無駄に勝手にイライラしているだけともいえないでしょうか?
自分の期待レベルは、多くの場合、すでに無意識レベルになってしまっているでしょう。
そこで、「イライラしたな」と思ったときには、自分が持っている人への期待のレベル設定を見直すチャンスかもしれません。
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