クリスマスなると想い出す話 | ゆるやかブレイクスルー・メソッド

こんにちは♪
そして、メリークリスマス！
自分を「ギュッ」と抱きしめてますか？
しあわせライフ・コンシェルジュの伊藤勝彦です。

今日はクリスマス。

ということで、

ちょっといつもとは趣向を変えて、
こんなお話を紹介したいと思います。

有名な話なので、
あなたも知っているかもしれません。

それでも、
一年に一回は読みなおして、

大切なことを思い出してみるのも
いいのではないでしょうか？

わたしの大好きな話で
毎年、この時期になると思い出す話です。

このお話は、

アメリカの８歳の女の子（バージニア・オハンロンちゃん）が、

友だちから

「サンタ・クロースなんていないよ」

と言われたことをキッカケにしたストーリー。

お父さんに、

「友だちが、サンタ・クロースなんていないって言われたんだけど、本当？」

と聞くと、

お父さんが信頼を寄せていた

「ニューヨーク・サン新聞に聞いてみてごらん」

と、すすめられます。
そして、バージニアちゃんは、
こんな手紙を新聞社に送ります。
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私は8才です。

私の友だちに
「サンタ・クロースなんていないんだ」
って言っている子がいます。
パパに聞いてみたら
「サン新聞に聞いてみてごらん」と言いました。
ですからお願いです。教えてください。
サンタ・クロースは本当にいるのでしょうか？

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この手紙に、フランシス・P・チャーチ記者は、こう答えます。
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バージニア、お友だちは間違っていますよ。
きっとその子の心には、今はやりの、
何でもうたぐってかかる「うたぐりや根性」
というものがしみこんでいるのでしょう。
うたぐりやは目に見えるものしか信じません。
うたぐりやは、心の狭い人たちです。
心がせまいために、
よくわからないことがたくさんあるのです。
自分のわからないことは、
みんなうそだと決めているのです。
そうです、バージニア
サンタ・クロースはいるのですよ。
サンタ・クロースがいなければ、

人生の苦しみをやわらげてくれる
子どもらしい信頼も詩もロマンスもなくなってしまうでしょうし、
私たち人間の味わうよろこびは、

ただ、

目に見えるもの、手で触るもの、感じるもの

だけになってしまうでしょう。
サンタ・クロースがいるって信じられない、ですって！
試しにクリスマスイブに、

パパに頼んで探偵をやとって、
ニューヨーク中の煙突を見張ってもらったらどうでしょう。
ひょっとすると、
サンタ・クロースをつかまえることができるかもしれませんよ。

しかし、

たとえ煙突から降りてくる
サンタ・クロースの姿がみえないとしても、
それが、なんの証拠になるのです。
サンタ・クロースを見た人はいません。
でも、それが

「サンタ・クロースがいない」

という証拠にはなりません。

この世の中で一番たしかなこと、

それは、子供の目にも大人の目にも見えないものなのですから。

赤ちゃんのガラガラを分解して、
どうして音が出るのか、
中の仕組みを調べてみることはできます。
けれども、

目にみえない世界を覆い隠している幕は、

どんな力の強い人も、
世界中の力持ちがよってたかっても、
引き裂くことはできません。
ただ、信頼と想像力と詩と愛とロマンスだけが、
その幕の向こうの、たとえようもなく美しく、
輝かしいものを見せてくれるのです。
そのように美しく輝かしいもの、
それは、人間の作ったでたらめでしょうか？
いいえ、バージニア。
それほど確かな、
それほど変わらないものは、
この世には他にないのですよ。
バージニア、サンタ・クロースがいないですって！

とんでもない！
それどころか、
一千年のちまでも、百万年のちまでも、
サンタ・クロースは、子どもたち心を
今と変わらずによろこばせてくれることでしょう。

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あなたも、

サンタ・クロースにかぎらず、

自分自身や、まわりの人、
起こってくる出来事、世の中に関して、

今まで見てきたこと、経験してきたことだけが
真実だと信じこんでしまっていませんか？

目に見えるものだけ、
科学で証明されたものだけが
真実だと思っていませんか？

はい。
それ、思いこみです。
完全に　＾＾

本当は、この世界は
もっと豊かで、可能性に満ちあふれています。

このお話を読み返してみて、

ぜひ、このクリスマスの時期だけでも、

「ちょっと信じてみようかな～」

と可能性のフィールドを意識して、