以前どこで聞いたのか、メモに「変化と進化」と言う言葉を見つけたので、思い出しつつ他の話も絡めつつ。
このときの話では、
変化は意識せずとも起こるが、進化は意図しなければ起こらない
と言うようなことがメッセージだったと思います。
この場合の変化とは、望ましい方向、望ましくない方向どちらに関しても、と言うことです。
これとは別によく言われるのが、
現状維持はありえない
と言う言葉。
言葉を補う必要があると思いますが、
何もせずに、今と同じままでいられるということはありえない
というのがより正確でしょう。
何もせずにいれば、現状を維持できるかと言うとそうではなく、周りの世界や自分自身でさえも変化しているので、やはり同じところにはとどまれない、衰えていくと言うことですね。
まぁ、これも相対的なもので、ものによっては絶対的には現状を維持できるものもあるかもしれません。
話を戻しますが、と言うわけで変化は自動的にも起こりえます。
そして一方の進化ですが、これは自動的には起こらず、意図を持つことが必要だと言うことです。
今までと同じことを続けようとしていれば、良くて現状維持、悪ければ衰えていくのであれば、進化しようとする意図を持つことが必要なのですね。
意図を持って現状から進化していこうとする。
そしてそうすると、必ず何らかの抵抗が生じてきますね。
現状から進化するので当たり前ですね。
抵抗が無ければ、今までの自分の枠の中でぐるぐる回っているだけかもしれません。
何かを学んだとしても、自然にそのうち使えるようになるかも、と言うのはちょっと楽観的かもしれませんね。
意図を持って、学んだことを継続してやっていくことが進化には必要でしょう。
そしてさらに、
進化と言う言葉から思い出されるのは、進化は個人レベルだけで起こるのではないと言うことです。
「100匹目のサル現象」などでも良く知られているように、あることを学習したり進化したりする人がある一定量に達すると、それがユングのいう集合的無意識に影響を与え、それが集合的無意識を経由(?)して他の人たちにも影響を与えると言うことは、今となっては多くの人が認めることでしょう。
スピリチュアルの世界でも一説によると、人類の何万人かが悟ると、人類全体に悟りが訪れるとも言われています。
だとすると、あなたの進化は人類全体、もっと大きく言えば人類に限らずすべての進化に影響を与えることが出来るのですね。
そして、これは何も進化に限らず、良い想念・悪い想念(ここでは分かりやすくするため、良い・悪いと言う言葉を使っていますが、本当の意味での良い・悪いというのはないでしょう)を持つ人が一定量に達すれば、それが他の人にも影響を与えるのです。
だとすると、どんな想念を持つと自分だけでなく、すべてに対して役に立つでしょうか?
そんなことをたまには考えてみるのも良いかもしれませんね。
集合的無意識
シンクロ
多くの人ができなかったことが、ある一定数の人が出来るようになると、他の人たちも自然と、あるいはたやすく出来るようになる
個人レベルの進化だけではなく、ニューロロジカルレベルで言うスピリチュアルのレベル
そして、スピリチュアルのレベルにも
そして、ユングの集合無意識
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