できている理由

新しいことを学ぶ時は、なかなかすぐにはできないことがあります。
また、逆に思ったとおりにスイスイできてしまう場合もあります。
すべてがそうだ、とは言い切りませんが、やはり自己認識であったり、ビリーフというものが大きく影響しているのだと思います。
私も、中学から大学時代は、「思ったことは何でも当然できる」と思っていて、ほとんど疑うこともなかったので、スイスイ物事が順調に進んでいました。
しかし、社会人になってからはそうも行かずに、
「あぁ、またこのプロジェクトはうまく行かないかもしれない・・・」
と思っていると、案の定契約が取れなかったり、提案していてもプロジェクトが取れないと言うのが連続していた時期もあります。
そして、自己認識やビリーフを変えるというワークはそれこそ星の数もあるのでしょうが、誰でもできる簡単な方法として、そのビリーフが真実である理由、うそである理由を探すと言うものがあります。
何か新しいことを学んだ時に、できると思うかできないと思うか、ということで最近私もまたしても直面していました。
できる、できない、という言葉を使うと0か1のデジタルと考えてしまいがちですが、本当はそうでもないですよね。
(これは以前も書きました)
できる部分もあればできない部分もある。
その時に、できる理由、できない理由のどちらの理由探しをするか。
「私はできています、なぜなら・・・」

「私はできていません、なぜなら・・・」

どちらの態度を選択して、「なぜなら」以降を脳の中から見つけていくか。
おそらく、多くの場合どちらの理由も見つけることができるでしょう。
どちらの理由の方が多い、少ないと言うことはもちろんあるでしょうが、100対0と言うことはほとんどないでしょう。
そして、なんでもそうですが、フォーカスを当てるとそれが現実化します。
そして、質問をすればその答えが得られます。
「私はできていません、なぜなら・・・」

と言えば、その理由がたくさん集まるでしょう。
そして、「できていたこと」は例外として処理され、データとして無視されます。
これを繰り返すことによって、「できない理由」が積み重なって、信念化していきます。
そして、それが信念になると、現実化していくので、どんどん「できない自分」が強化されていきます。
だとすると、どうやら
「私はできています、なぜなら・・・」

にフォーカスした方が自分にとって役に立ちそうです。
こちらにフォーカスても、やっぱりその証拠となるものがまったくないわけではありません。
だとしてら、「できない」ループよりも、「できる」ループに入った方が良さそうですよね・
と、最近の学びを通じて改めて実感した記念にまた記事を書いてみました。


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ABOUTこの記事をかいた人

頑張り続けても変われなかった方が、自分らしくゆるやかにブレイクスルーしていくお手伝いをしています。 これまで、1200人以上の方にセッションを提供。 元外資コンサルのコーチ&潜在意識ヒーラー。 少林寺拳法3段。