昨日の記事に関して、予想以上に(?)いつもよりコメントを頂いたので、その記事を引用させていただきつつ、個人的見解を手短に書いてみたいと思います。
では、さっそく・・・
> 私もこの間友人と話してましてやっぱりスピリチュアルな話を毛嫌いする人が多いのでそういう部分をいかにブラックボックスにして話すかということが問題になりました。あとエゴも少しは無くてはならないのか?または全く無用で無機質で全く感情論を排した検事のような立場で話すか?
>
> もしくはケースバイケースで使い分けるか?という問題もあります。
>
> エゴがあってもエゴに見せない技術や嫌に思われないような技術は無いのか。
あくまで個人的見解であり、何が正しいかという問題ではないことをあらかじめ述べた上で。
もしかしたらエゴという言葉の捉え方が異なっているかもしれませんが、やはり極力エゴを手放せた方がコミュニケーションとしては良いのではないのかと思っています。
もちろん、友人同士の会話などですべてのエゴを取り払ったりする必要はないと思いますが、相手にとって大切な話をする際には、エゴを手放した方が(相手にとって)いい結果になるのではないかと思います。
といっても、自分のエゴであったり価値観・信念をすべて手放していつもいつも人と接するのは難しいことは認識していますが、基本的な態度としては、「エゴを手放して」いたいと私は思っています。
もちろん、簡単なことではないですけどね。
ただし、意識してやってみると自分にとっても相手にとっても却ってラクと感じられるかもしれません。
> 説き伏せるみたいな昔のお坊さんがやることではなく話す方も話される方も両方成長するのがベストだと思います。
そうですね。
それぞれの人がいまよりもちょっとコミュニケーションスキルを向上させたら、多くの人の問題の大きな部分を占める人間関係の問題は大分解消されるでしょうね。
でも、コミュニケーションスキルももちろん大切ですが、個々の表面的なスキルよりも、
相手を個人の人間として尊重して接するという姿勢を取れるかどうか
が、一番大切かと思っています。
目の前の人の本質を見て、その輝き(「ラビングプレゼンス」で書いたのと同じですね)を見て、人に接することの方が、コミュニケーションスキルを身に付けるよりも大切かもしれません。
という私も、普段はよく冗談などを言っていますが、時と場合を考えて使っています(笑)
心の底から相手の本質を信じられない場合は、とりあえずコミュニケーションスキルを学んで身に付けるだけでも、お互いの人間関係は良くなるでしょう。
そして、そうやって良い人間関係を築いていければ、いずれ人の本質の輝きを信じられるかもしれません。
「形から入る」というのもありですよね。
そして、次。
> 私は以前、セミナーで将来のリーディングをペアワークでしたときに、相手の方のあまり良くない将来が見えてしまい、そのまま伝えたことがありました。
> そのあと先生に、「あなたのエゴを入れないように」と受講生みんなの前で言われ、自分のリーディングにある程度の自信があっただけに非常にショックだったことがあります。
> こういった時には、相手が真実を受け止められる人かどうか(あるいは気にしない人か)、瞬時に見分ける必要があるのでしょうが…初対面の相手にそれは難しいです。
ここで見えたものがエゴのフィルターがかかっているのかは不明ですが(おそらくエゴフィルターはなく、見えたままを伝えたものだと思いますが)、時と場合によっては、というよりもその人がそれをそのまま伝えて受け取れる状態であるかを見極めて伝え方を変える必要があるのでしょうね。
もちろん、初対面では難しいでしょうが、話をしている端々で無意識レベルのサインを読み取りつつと言うことになるのでしょうね(これには慣れも必要ですが)。
そのまま伝えていいのか分からない時には、すくなくとも断言はせず、「こんな風に見えたんですけど、心当たりありますか?」みたいな伝え方などもいいかもしれませんね。
それから、シータヒーリングでも確か言っていたと思うのですが、あくまで将来のリーディングというのは、
「いまのままのエネルギー(ここでは思考、ビリーフなどと置き換えてもOK)でもっとも可能性の高い将来であるに過ぎない」
ということを伝えて、今のエネルギーを変えさせすればそんな将来はいくらでも変わるということを、クライアント(役)の方にも伝えてあげればいいのではないでしょうか?
実際、リーディングだけしてその結果が望ましくない場合、それだけでセッションを終えるということは通常ないわけで、すぐに思考パターンの変更などを行うので。
でも、
> そのあと先生に、「あなたのエゴを入れないように」と受講生みんなの前で言われ、
というのはちょっとショックですよね。
これもまさにコミュニケーションの問題で、どちらかというと先生の伝え方にも問題があると思います。
これがきっかけでトラウマになってしまう可能性もあるわけですから。
昨日の記事どおり、これで新たな思考パターンを作ってしまう可能性もありますよね。
> でも、日々の何気ない会話でも、人を傷付ける場合もあるわけで、伝えることの難しさを強く感じます。
ということで、まさにセッションの時だけでなく、日常的な会話でも気をつけたいですね。
基本は、
「相手をきちんと人間として尊重して接する」
ことだと、個人的には思っています。
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