あなたは、ついつい後悔してしまうことはありませんか?
「あの時、ああしておけばよかった。。。」
「こっちじゃなくて、
あっちを選択しておけばよかった」
なんて後悔の念が湧いてきたりすること。
たとえば、、、
「あの時、結婚しておけばよかった」
「あの時、結婚しなければよかった^^;」
「あっちの学校に行っておけばよかった」
「友だちにあんなこと言うんじゃなかった」
「就職先を間違えた」
「あれ買っておけばよかった(買わなきゃよかった)」
「カツ丼じゃなくて、そばにしておけばよかった。。。」
なんて、後悔しようと思えば、
大きなことから小さなことまで後悔できます。
なぜなら、わたしたちの人生では、
ありとあらゆるところで選択のチャンスがあり、
無数の選択の機会があるので、
その選択の数だけ、
後悔することもできるんです。
選択したことを後悔し、
選択しなかったことを後悔する。
では、なんで「後悔」という感情が湧いてくるのか?
それは、、、
「その選択をしなかったら、
いまよりもいい結果になっていたはずだ」
と勝手に思いこんでいるから。
ズバリこれです。
選択しなかった道は経験していないので、
本当はどうなっていたかわからないのに。。。
でも、冷静に考えてみると、、、
もし別の選択をしていたら、
いまよりももっと
悪い結果になっていたかもしれない。
そういう可能性だってあるわけです。
ですよね?
経験していないから、勝手に美化しているけど。
付き合わなかった異性をいつまでも美化しているのと同じ^^
これって、頭の中で、
選択しなかった人生をどう想像するか
選択し人生をどう想像するか
だけの問題です。
つまり、現実とはまったく関係ない。
ただ、問題なのは、
後悔していると、
過去にエネルギーをとられてしまうこと。
過去にとらわれてしまうこと。
その結果、、、
自分(の選択)を責め、
そこで悩んでしまって、
自分が望む人生を生きることができなくなってしまいます。
これが後悔の問題点。
でも、
いまの状態がイヤだったら、
後悔している選択の結果
起こると想像している未来がイヤだったら、
いまから選択を変えていけばいいですよね?
思考と感情、行動の選択を変えていく。
この時の選択は、
別に過去の選択にしばられる必要はありません。
あらたに自分で選択しなおせばいいだけ^^
それでも、ついつい後悔しそうになって
「あの時こうしておけば、、、」
という頭の中のおしゃべりが湧いてきたら、、、
その言葉を、こんなふうに変えてみましょう。
「あの時この選択をしたおかげで、、、」
その時、あとの続く言葉が勝手に出てきます。
(すぐには出てこなくても、そのうち出てきます)
その選択をしたおかげで経験出来たこともたくさんあるはずです。
(「ない!」と思っていたら、見逃しているだけ)
その選択をしていなかったら
会えなかった人もいますよね。
できなかった経験もある。
ひとつ違う選択をしていただけで、
その人に会えなかったし、
その経験もできなかった。
また、
その選択をしたことで、
ほんとうに自分の望むことがわかった
ということもあります。
これらを失ったら、
もし得られていなかったとしたら
たぶん、後悔します^^;
私の例でもたくさんあります。
たとえば、
理系に進んで、
大学院まで行って、
大学で学んだことと全然関係ない
コンサルティングの会社に入って、
いまはコーチングやヒーリングやセミナー講師
(これからは企業研修講師も)をして
をしています。
これを、
「いまやってることと全然関係ないじゃん!
人生ムダにした!」
と思うこともできます。
実際、そう思っていたこともありました(>_<)
しかも、理系を選択した理由も
理系の教科が好きだったからとか言う訳でもありません。
ただ、その当時(高校1年生)に
「男は理系だろ!」
と思い込んでいて選択しただけ^^;
(と言っても、うちの高校は男子校。
全員が理系を選択したわけではなく、
当然ほぼ半数は文系に^^;)
高校3年生になって、
やっぱり英語が好きだから文転したいなと思ったけど、
社会で地理を選択していたため、
受けたい学校を受けられず、
しかたなくそのままも工学部へ。
当時、「男は理系だろ」なんて
何の根拠もない考えで理系を選択した自分を恨みました^^;
その当時は後悔してました(>_<)
その後も、研究が好きだったわけじゃないけど、
なんとなく大学院へ。。。
これも、一時期後悔してました。
「2年間という時間をムダにした」と。
(後略)
でも、あの時
文系に進んでいたら、どうなったかわかりません。
もしかしたら、
いまより面白いことになっていたかもしれないけど、
全然つまんないことをやっていたかもしれない。
ただひとつ言えるのは、
今、好きでやっているこの仕事に
たどり着いていないということ。
あの時の選択の結果、、、
経験したことも経験できず、
その結果身に付いた能力も得られず、
出会った人とも会えなかった。
これは、誰の人生、誰のどんな選択でも一緒です。
ただ、後悔してしまうのは、
自分のアタマの中で、想像の中で、
選択しなかった方を美化しているだけ。
自分では経験していないので、よく見えているだけ。
「隣の芝は、、、」っていうやつ。
他の人をうらやましがるのも一緒。
「あの人は美人だから、、、」
でも、本人に聞いてみると、
もちろんそれで得していることもあるけど、
いろいろ苦労もあるし、結構頑張ってたりします。
人は、自分が経験しなかったことをあまりにも美化しすぎです^^;
それによって、
後悔とか、羨ましいという気持ち
が湧いてきているだけ。
(いつのまにか「羨ましい」もついてきた!)
ということで、
もし過去の自分の選択に対しての
後悔が大きい場合は、
こんなことをやってみましょう。
「あの時この選択をして、
その後にこんな経験をしたからこそ
学んだことを活かして、
これからの人生でこんないいことが起こってくるかも、、、」
という妄想をする。
いまはまだ不満を感じているかもしれないけど、
植物に例えれば、まだ芽が出ていない状態なだけ。
「これから芽が出てくる」
と信じて、想像して、
想像の中でその芽を育てていきましょう。
そうすると、、、
後悔が、明るい未来の希望に変わります♪
どうせ、どちらにせよアタマの中での想像に過ぎません。
でも、後悔よりも、明るい未来の希望を感じていたほうが、
精神衛生上もいいし、行動もできますよね。
それから、こちらはオプションですが、
「過去に違う選択をしていたら、
その後の人生がバラ色だった」
というこれまでの想像を、真逆にして
「違う選択をしていたら、
こんな嫌なこと、望んでいなかったことが
起こっていたかもしれない」
という想像に変えてみましょう。
でも、これはネガティブな想像になるので、
あまりオススメはしません^^;
やるにしても、
一度や二度くらいで十分でしょう。
もし、あなたが今後、
なにかでついつい後悔してしまいそうになった時は、
この記事を思い出してみてくださいね。
どうせ変えられない過去の選択への後悔を手放し、
過去の選択の結果に感謝して、
あなたが望む未来、
望む人生をいまから作っていきましょう♪
応援しています!
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