コーチング、シータヒーリングなどのセッションに限らず、日常生活の中でも、人の話を聞いていて、
自分にとっては、そんなことたいしたことないことだと感じることは多々あると思います。
人によって、これまで生きてきた人生、体験、その中で作り上げてきた思考パターンなどは異なるから、当然です。
でも、
それと同じぐらい当然のこととして、自分が「たいしたことない」と思っていることであっても、
人によっては、大きな問題になることがあります。
ですので、自分にとってはたいしたことないと思っていることに対して、
「そんなこと、たいしたことじゃないですよ」
「そんなことで何で悩んでいるの?」
「そんなことで怒る必要ないでしょ」
なんていう言葉をつい言ってしまうことがあるかもしれませんが、それは相手を傷つけることがあります。
(一方で、そう言われる事によってラクになるケースもあります。それらは、言う人の在り方、そして言われる人の状態によって異なるでしょう。言う人の在り方は、その言葉の裏にある相手への想いなどに表れ、それが相手に伝わります)
もちろん、多くの場合、その言葉を発した人に悪意などはないケースがほとんどだと思います。
悪意があって言っているのであれば最悪ですが、悪意がなくても人を傷つけてしまうことがあります。
誤解を恐れずに言えば、
人は(これまで自分の中に作り上げた思考パターンなどによって)勝手に傷つきます
「あぁ、この人は表面では分かってくれている、話を聞いてくれているように振舞っているけれど、私のことを理解してくれていない。」
そして、その結果として
その人に対して心を閉ざしてしまいます。
これでは、その人(クライアント、友人など)に必要な癒しであったり、変化の機会を奪ってしまうことになりかねません。
私自身も、そういうことをされた経験もありますし、おそらくしたこともあると思いますが、人と接する上では注意したいところです。
もちろん、そんなにガチガチになる必要もないと思います。
やはり、コーチングやNLPでも言うように、
「相手の世界(信念、価値観、その他もろもろ)を理解する」
ことが大切だと思います。
そうして、
「相手(コーチ、ヒーラーなど)に理解されている、あぁ、安全だ」
と思えると、クライアント・友人の癒し・変化の起こる準備が整い、自分に向き合えるようになるのだと思います。
と、最近あった出来事でふと思い出したので、書いてみました。
コメントを残す