こんにちは♪ 伊藤勝彦です。
子どもの頃、日曜の夜といえば、
19:30からやっていた、
世界名作劇場が楽しみでした。
家族で見られる
平和なアニメをやっていました。
フランダースの犬とか、トムソーヤの冒険とか
母をたずねて三千里、あらいぐまラスカル
ペリーヌ物語、アルプスの少女ハイジ
ふしぎな島のフローネ(歌が好きでした)
などなど名作揃い。
いや~いい時代でした^^
その中の一つに、
「愛少女ポリアンナ物語」
というものがありました。
その頃はもう高校生だったので、
見ていませんでしたが、
NLPを学んでいたときに、話題に上がり
レンタルして見てみました。
どんな話かというと、
父を亡くして孤児となったポリアンナが
貧しさや不幸に負けずにがんばっていくという話。どれだけ苦しい状況でも、
牧師である父親の遺言の「よかった探し」をする
ポリアンナが印象的で、
前年の『小公女セーラ』に続くヒット作となった。
(Wikipediaより 抜粋)
というもの。
有名なのは、
ポリアンナがやっていた「よかった探し」。
どんなにつらい状況でも、苦しいことがあっても、
その中から「よかったこと」を探す「よかった探し」
これが、NLPの講座で
「リフレーム」の説明として
紹介されていたんですね。
ただし、ちょっとネガティブにとらえる人には、
「変なポジティブ・シンキング」
「無理やりなポジティブ・シンキング」
「キモい!」(笑)
と思われ、
こういう「よかった探し」をする人を称して
「ポリアンナ症候群」
と呼ばれたりします^^;
でも、よく言われるように
「出来事にいいも悪いもない」
んですね。
感情的には納得しづらいことも
あるかもしれませんが、
やはり、実際には
「出来事は無色透明」であり、
その出来事に、
どんな意味付けをするか次第で、
いいことにも、悪いことにもなる
というのが、どうやら正しそうです。
たしかに、辛いことがあった時に
「よかった」と思うのは
難しいこともあると思いますが、
モノの見方もトレーニング次第です^^;
わたしたちからしたら、
辛いことであったとしても、
例えば、
ガンジーとか、お釈迦様とかだったら
なんとなく、平然としていそうです。
口元にニヤリと
ほほ笑みを浮かべていそうです^^
例えば、会社をクビになったとします。
自分で辞めたくて
辞めたのでなければ
普通に考えれば、ネガティブなこと。
落ち込んで、絶望しても
そんなに不思議がられはしませんよね。
でも、それをキッカケに
ずっと自分がやりたかったことで起業し、
成功をおさめた。
また、おかげで家族の時間も取れるようになり、
夫婦仲も良くなった。
なんて話もよくあります。
他にも、、、
大病を患ったことにより、
その後、健康に気をつけるようになり、
以前より健康になったり、
病院で、出会いがあったり、とか
人生の使命に気づき、
病気が治ってからは(たとえ治らなくても)
病気になる前よりも、
日々充実して生きていて、
以前では想像もつかないようなことを成し遂げたり
人にも優しくなり、心穏やかに
感謝にあふれた毎日を過ごしている、
なんて話もよくありますよね。
逆に、
宝くじで大当たりしたものの、、、
それまでは仲良かった家族がバラバラになり
借金まみれになったり、一家離散になったり
強盗に襲われたり
なんて話も(>_<)
そう、何がいいか悪いかは
「出来事」では決まらないということです。
どう解釈し、その後の行動を
どう選択していくか次第。
だとしたら、
無色透明の出来事に対して
わざわざネガティブに捉えて、
嫌な気分になるよりも
「よいこと」「よい面」を見てみよう!
というのがリフレームであり、
ポリアンナがやっていた「よいこと探し」
なんですね。
さて、ここまでが前フリです(長いっ!)^^;
それで、、、
この「よいこと探し」ですが
先ほどお話したとおり、
「過度のポジティブシンキングだ」
「現実的でない!」
「あまりにも現実離れしている!」
なんて批判があり、
「ポリアンナ症候群」
なんて言われていることがあります。
まあ、もちろん、
一理あるし、気持ちもわかります。
でも、、、
じゃあ、、、
否定的に考えることが
ネガティブに捉えることが
本当に現実的なのか?
というとこれまた疑問ですよね?
ただ、油断すると多くの場合、
なぜか
・ネガティブに捉えること、
・悪い面の方を見ること
・否定的に見ること
が多くなってしまいます。
おそらく、
テレビとか新聞、雑誌などの影響でしょう。
これらの影響で
否定的な情報に触れることが多く、
そういう見方が自然と身についてしまうんですね。
他にも、
なんでも鵜呑みにしたり、
「いいね、いいね~」
なんて言っているより
評論家のように
イチャモンつけていた方が
なんとなく賢そうな気がする、
なんていうのもありそうです^^;
なので、
「本当はちょっといいかも」
と思っていも、
ネガティブに捉え直してしまうクセが
ついてしまったのかも。
でも、、、
そういう影響がなければどうでしょう?
そういう影響をいったんリセットして
考えてみると、どうでしょう?
どうしてわざわざ否定的に考えるのか?
どうして悪い面ばかりを考えることが現実的なのか?
と思いませんか?
さっきの例のように、
よい面もあるかもしれないのに。。。
なんとなく、ただなんとなく
否定的な考え方 = 現実的
肯定的な考え方 = 非現実的
だと、思いこんでいるだけではないでしょうか?
ある有名な研究結果でも、
「わたしたちの不安の90%は現実には起きない」
と言われています。
悪いことばかり考えて
心配したり、不安になっても、
実際にそれが起こるのはわずか10%。
しかも、実際に起こる10%の中には
自分ではどうしようもできないこと
コントロールできないもの
があるため、実際には、
96%は心配してもしょうがないこと
なのだそうです。
だとしたら、、、
あれっ!?
どちらかと言えば、
よい面を見たり、
楽天的に考えることの方が
現実的では???
まあ、ポリアンナまでは
いかなくてもいいかもしれませんが、
何か嫌だなと感じる出来事があった時に
「この出来事のよい面は?」
「この出来事になにか良いことがあるとしたら何だろう?」
と考えるクセをつけてみるのもありかな
と思いませんか?
実際にやってみると、
世界の見え方が徐々に変わってきますよ♪
そして、自分がフォーカスするもの、
見ようとするものが
現実になってくるとも言われます。
そう、それが「現実に」「現実的に」なってきます。
ネガティブなことにフォーカスし続ければ、
それが現実になり、
ポジティブなことにフォーカスすれば、
それが現実になる。
だとしたら、、、
あなたはどちらの見方を選択したいですか?
自由にどちらを選んでもいいとしたら、
どちらを選んだほうがトクでしょうか?
まずは、すべてではなくてもいいので、
よい面を見たり、
楽天的に考えること
も是非選択肢に入れてみて、
意識的にこの目で”も”見てみる
ことをおすすめします♪
やってみると、
じわじわと変化が現れてきますよ~
そして、いつの間にか、
人生が180度ガラッと変わってくるでしょう。
是非、やってみてください。
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