今でもコーチングをより向上させるために。定期的に学んでいます。
その勉強会の中で言われていた言葉で、深く心に染み入ったもの。
「コーチはやさしいけど甘くない」
まずは前半部分
「コーチはやさしい」
これは、昔ながらのスポーツのコーチには当てはまらないかもしれませんが、いわゆる(?)コーチと言われる人たちは、100%クライアントの味方です。
そして、クライアントを完全に承認します。
そうできてないコーチもいると思いますが、気持ちの上では承認しようと努力していると思います(笑)。
そこで、重要なのは後半の
「甘くない」
です。
なぜ甘くないのでしょうか?
これは、このセリフを聞いた人によって、解釈は異なるかもしれません。
また、この言葉を発したコーチ自体の解釈とも違うかもしれません。
私の解釈では、
コーチは、クライアントが持っている本当の力を信じているから
先日の記事でも書きましたが、顕在意識に対して、潜在意識は2万倍の力があります。
そして、その本当の力を発現させるのを妨げているプログラムがたくさん出来ています。
これらのプログラムがなければ、あるいは望ましいものであるのなら、その方の力が発揮されるはずなのです。
私は、NLPを学ぶ中でこれを心の底から信じることが出来ました。
ですので、クライアントがあきらめようとしたり、妥協しようとしたりした場合には、甘くはないのだと思います。
クライアントがコーチング受けない場合(今までのパターン)では、何かちょっと嫌なことがあった場合に、やめてしまうかもしれません。
あるいは、ちょっとした妥協をしてしまうかもしれません。
また、目標達成を目前にして、行動をやめてしまうかもしれません。
これが今までのパターンだからです。
これが今までの習慣だからです。
じゃぁ、それをそのまま許してしまうことが、
クライアントの目標達成に役立つでしょうか?
クライアントがなりたい自分になるのに役立つでしょうか?
クライアントがコーチを雇った意味・価値があるでしょうか?
ただ、やさしく受け入れてくれるということが必要な状態のクライアントの方もいらっしゃると思います。
ですので、コーチはクライアントの状態・状況をちゃんと観ています。
その上で
クライアントにリクエスト(要望)することはリクエストします。
それにより、クライアントが今までの殻(パターン・習慣)を破ることを手助けします。
これが、「コーチはやさしいけど、甘くない」と言うことだと思います。
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