シータヒーリング・セラピスト&プロコーチの伊藤です。
先日の記事「この人の一番いいところは?」との関連記事です。
人間関係で悩んでいる方や、自分自身を認められない、他の人(配偶者、恋人、上司、部下など)を認められない
という方もこういう視点を一度試してみると役立つかもしれない、ということをお伝えします。
「人は多面体である」
という言葉は聞いたことがある人もいるかも知れません。
たとえば、会社の部下に対して、いつもイライラしているとします。
この時、あなたはその部下のどういうところ(面)を見ているでしょうか?
・仕事が遅い
・言った通りのことができない
・いつも締め切りを守らない
などといろいろ悪い面が見えてきます。
たしかに、これらのことは仕事を行う上ではマイナスの要因ですね。
そして、その部下の人はいつからかずっとそういう自分であり続けている可能性があります。
過去に何か大きな失敗をしてしまって、それ以来自信をなくし、いつも
「誰かに怒られるのではないか・・・」
などと人の目が気になって萎縮してしまって、本来の能力を発揮出来ていないかもしれません。
そういう時に、また上司の人から
「もうこいつは使えない・・・」
などと言われてしまったら、負のスパイラルに陥ってしまいます。
もちろん、言葉で言わないまでも態度で伝わります。
「人が変われるときというのは、自分が変わろうと思うとき」ということは多くの人が納得できることでしょう。
そして、「自分が変わろうと思える」のは、今の自分自身(←将来の可能性も含めて)を認めてくれる人がいて、安全・安心を感じられるとき。
だとすれば、上司としてのあなたは、部下のことを認めて(承認して)あげる必要があります。
とは言っても、いつも失敗続きの部下にあなたはイライラしています。
そこで、「人は多面体である」を思い出し、
「この人の一番いいところはどこだろう?」
と考えてみてください。
仮に答えが出なくても、この問いを持って相手に接することで、相手があなたから受ける印象は変わります。
そして、もちろんあなたが相手に対して受ける印象も変わってきます。
多面体の、どこの面を見るか、どこに焦点を向けるか、です。
多面体といえば、ダイアモンドのカットも多面体ですね。
そして、人はみんなダイアモンドの原石とも言われます。
そして、一番硬い鉱物であるダイアモンドを磨くのは、同じダイアモンド。
つまり、人を磨くのも人。
ということで、人に対してネガティブな感情がわいたときは、
「人は多面体である」
ということを思い出してみてくださいね。
そして、なかなか受け入れられなくても、
「仮に人は多面体であるとしたら、この人のほかにはどんな面があるんだろう?」
などと気負わずに考えてみてください。
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