一部で話題になっている(らしい)ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきました。
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場所は、地下鉄銀座線 外苑前駅から徒歩7分。
普段の生活ではなかなか体験することができない、完全なる暗闇の世界。
全盲の方がガイドになり、都会の真ん中のビルの地下一階に作られた
暗闇の中を、初めて出会った8人でグループになり、進んでいきます。
暗闇と言うよりも漆黒の闇(?)に、杖を持って足を一歩踏み入れると、
本当に何も見えません。
目の前に差し伸べた自分の手さえも見えない世界。
一瞬、気持ち悪くなるかも、と心配。
周りにいる人とぶつかりながら、手探り・杖探り、
そしてガイドや仲間の声を頼りに漆黒の闇を進む。
そして、いろいろなもの・音・におい・風・味を体験していきます。
五感を駆使して。いや、人間の入力の83%を占めると言われる
視覚以外の四観を研ぎ澄ませて。
ふだん、如何に視覚に頼っているのかを実感。
そして、視覚障害者の方って本当に大変だなぁ、とも。
暗闇に慣れてくると、徐々に人の声や杖だけでも、進んで行けるようになる。
人の声で、誰が(というのは、最後まで名前が覚えられなかったのでウソ)
どこら辺にいるか、距離感も何となくつかめてくる。
さらに、視覚が遮断されて聴覚も鋭敏になっているため、
声の表情なども普段以上によくわかる。
普段、電話やスカイプなどの声だけでコーチングを行うコーチとしては
とてもいい経験をしました。
これからは、コーチングのときに、目をつぶってやってみようかしら、
とちょっと思ってみたり。
一時間ほどの暗闇体験でしたが、最後は何かとても気持ちがよく、
暗闇から出たくない、もっとこのまま暗闇にいたいという気分になっていました。
結構長期開催しているようなので、興味をもたれた方はぜひ参加してみてください。
日常ではまず味わえない世界を体験できます。
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