自分の無意識を意識すると言うこと

今の自分を作っているのは、これまでの自分の考え方・行動です。
自分の考え方・行動のうち、意識して行っているものと、無意識的に行っているものの比率はどれぐらいでしょうか？
圧倒的に、無意識的に行っているものが多いはずです。
では、今までの自分ではなく、新しい自分になるためには何が必要でしょうか？
そうです。
無意識的に行っていること・パターンを、新しいものに変えていくことですね。
そして、新しいパターンを変えるためには、まずは古いパターンに「気づく」ことが大切です。
「気づき」がないままで、新しい考え方・行動を新しいパターンとして身に付けようとしても、なかなか上手くいかないことが多くあります。
コーチングでも、クライアントが自分のパターンにさえ気づけば、変化する方向を考えたり、示したりする必要もなく、勝手に変化することがあります。
そのために、無意識のパターンをいろいろな手法で、意識化（顕在意識化）して行きます。
そしてその上で、まずは意識的にパターンを望ましいものに変えていく。
そして、新しいパターンを意識して継続していくうちに、今度はそのパターンが、無意識のパターン・習慣になっていきます。
オグ・マンディーノの「地上最強の商人」でも、「古い習慣を変えるのは、新しい習慣である」と書かれています。
いろいろなスキルを使って潜在意識を変えることもでき、それはそれで大きな効果もありますが、潜在意識レベルだけではなく、顕在意識レベルでも、きちんと認識することが大切でしょう。
なぜなら、いままでの環境であったり、考え方・行動であったり、と言ったものも変えていかなければいけないからです。
これらは潜在意識のみが変化しても上手く変わらず、やはり意識して変化させる必要がある、あるいはその方がより効果的な変化を作り出すことが出来るでしょう。
今までのあなたの行動・考え方が、今のあなたを作っています。
今後の望むあなたになるためには、どんな行動・考え方のパターンを選択しますか？