どうやって価値観・執着を手放したのか

先日の記事で、価値観・執着を手放した効果について書きました。
そして、何人かの方から反響をいただきました。
そこで、どうやって価値観・執着・ビリーフ・（自分の中での）ルールを手放したのか、というお話です。
この方法にはいくつもやり方があります。
コーチング、NLP、ヒーリング、カウンセリング、その他・・・
私もいろいろ経験しました。
ここでは、一人でも出来るとっても簡単な方法をご紹介します。
１．まず、日常的に自分・他の人が使っている言葉に注意します。

私が特に注意してアンテナを立てていた言葉は
・　普通（・・・でしょ）
・　みんな、誰でも
・　・・・すべき
・　当たり前
・　絶対に　
・　いつも
・　正しい、正しくない、間違っている
・　良い、悪い
などの言葉です。
無意識に使っていた言葉を意識化します。
２．上記のような言葉がアンテナに引っかかったら、疑いを持ちます。

・　本当にそうなのか？
・　絶対にそれが真実だと言い切れるのか？
などの問い（時と場合によってもっといろいろな質問が続きます）を自分の中で問いかけます。
そして、１．で出てきたような言葉は、過度の一般化をしていたり、あまりにも極端になっている非合理的なものであるので、簡単に外れやすい、と言うのが実感です。
まさに実感で、これらのワーク（？）を電車の中で行っていたことがあったのですが、ビリーフが外れた途端に、胸にとても心地よい温かさを感じることができました。
そして、ビリーフなどは本当にとても変わりやすいものだ、と感じています。
（もちろん、根源的なものもすべて簡単に出来るとまでは言い切りませんが・・・）
先日、ある方とコーチング的な会話を２０－３０分ぐらいしてました。
彼は、
・　自分は上司に嫌われている
・　自分より年下の女性と話すのが怖い
というビリーフ（思い込み）を持っていましたが、
そのわずか２０－３０分の会話の中で、何年も持っていたビリーフが消え去りました。
「上司に・・・」の方は、その方の職場についていって確認したわけではありませんが、「年下の女性・・・」の方に関しては、その日を含めて3日間御一緒していく中で、彼の変化を確認できました。
その日から、明らかに年下の女性と、楽しく話ができるようになっていました。
もちろん、次の日も、その次の日も。
何年も持っていたビリーフが２０－３０分で二つも解消されました。
そしてそれらのビリーフがあなたの本質の出現を妨げています。
自分のビリーフに気づいて、不要なものは外して、本当の自分を表現する人生を歩んでいきませんか？