「やらなければいけない」ことなんてありません

「前からずっとやりたいと思っているんですけど、
やらなきゃいけないことが多すぎて…」

「やらなきゃいけないことはわかってるんですけど…」

こんな言葉、巷にあふれていますよね。
よく聞きます。
あなたも言ったことありませんか？
口に出していないまでも、
心の中で思ったことがあるのではないでしょうか？
もちろん、私も言っていました ^^;
今でも、油断すると、
ふと口をついて出てしまうこともあります。
でも
今では、言った（思ったこと）にすぐ気がついて
「本当にそうか？」

と問い直すクセが付いてきました。
「やらなきゃいけないことが多すぎて…」
「やらなきゃいけないことはわかってるんですけど…」

この言葉を聞いて、どう感じますか？
エネルギー、やる気が湧いてきて、
いい気分になりますか？
なりませんよね。
なんか義務にしばられている感じで、
不自由な感じがして
イヤな気持ちが湧いてきませんか？
だとしたら
こんな言葉を日々使っていたら
どんな人生になってしまうでしょうか？
怖いですね(>_<)
どんどんエネルギーが失われていきます
（→活力、若さもどんどん失われていきます(>_<)）
たとえ人には聞こえなくても、
自分には聞こえていますからね。
でも、どうしても
「やらなきゃいけないことが多すぎて…」
「やらなきゃいけないことはわかってるんですけど…」
と感じてしまい、
つい口に出てしまうこともあるでしょう。
でも、そんな時には、
ちょっと疑ってみて欲しいのです。
「本当にそうなのか？」

と。
そして、
「しなければいけない」
「やらなければいけない」
と思っていることに対して、
「しなかったらどうなる？」
「やらなかったらどうなる？」

と、自分に問いかけてみてください。
どんどん掘り下げて質問していくと、
なんらかの恐れ・不安に行き当たるでしょう。
そしたら、
その恐れ・不安を解消してください。
この方法は、
「○○できない」

というケースにも使えます。
こんな場合には、

「あえて○○やったらどうなる？」

と問いかけてみましょう♪
ここにも、
なんらかの恐れ・不安があります。
そして、それを解消すれば、
「できない理由」
がなくなってきます ^^。
「○○できない」
「○○しなければいけない」
というのも、すべて思い込みです。

一見、持っていて当たり前、(倫理、道徳的に)持っているべき
と思っている
「○○しなければいけない」
さえも、思い込みです。
いえ、別に
「○○する」
のが、悪いとか、すべきではないと
言っているわけではありませんよ。
「○○しなければいけない」
と、
・他に選択肢がない、
・周りに強いられている

と犠牲的、束縛的に考え、
捉えていることが問題なだけです。

本当は、
いつだって自由に選択できる

のです。
では、
「○○しなければいけない」
と言う思い込みが外れたらどうなるのでしょう？
「やらなければいけない」
わけじゃないけれど、
「やることを選択した！」
となるかもしれませんし、
「やめた！」
となるかもしれません。
「やめた！」
となったときでも、
「やらなければいけない」という
制限が外れて、自由に考えられるようになると
「あ、他の方法もあるな！」
となるかもしれません。
いつだって、
ひとつの方法しかないわけではなく
いくつもの方法があります。

そう。
「やろう！」
でも
「やめた！」
でも、どっちでもいいんです。
自由に選択できているのであれば。
自由に選択したのであれば、
仕方なくやっているのでもないし
自分を被害者的な立場におく必要もなくなります。
こうなると、
どんどん心も穏やかになって、
パワー、エネルギーもよみがえってきますよ♪

「自分で自分の人生を選択して、作っているんだ」
という有能感、自信も湧いてきますね。
是非、自分に当てはめてやってみてくださいね。
たとえば…
「仕事に行かなければいけない」

「残業しなければならない」

「家族のために晩ご飯を作らなければならない」

「旅行に行ったら、おみやげを買わなくてはいけない」

「親の面倒を見なければいけない」

など。
この中のほとんどのものは、結局
実際にはやることになるかもしれません。
でも･･･
いままでよりも
楽しんでできるようになるかもしれませんよ。
なぜなら
そこには、
・義務感
・やらされ感
・被害意識
がなくなっているから。
自分で
「私はこれをやる！」
と決めたという意識があるから。
変わったのは、態度・考え方
そして、その奥にある思いこみだけ。
周りは何も変わっていない
「やる」という行動レベルでも
別に変わっていないかもしれない。
でも、
味わう感情は変わってくるはずです。
いつだって、
自由に選択することができるのです。
「いままでこうだったから」
「みんなこうしてるから」
なんてことも関係ありません。
いままでのこと、みんなのことは
今この瞬間に忘れて、リセットして
いつでも、この瞬間から
選択し直すことができるのです。

誰も止めたりしません。
でも…
「家族が反対します」
「『友人がやめた方がいいよ』と言うんです。」
こういうことは、もちろんあるかもしれません。
でも、
その家族、友人などの言葉を受け入れるかどうかも
自分次第です。
「家族の言うことを聞かなければいけない」
「友人の言うことを聞かなければいけない」
わけではありません。
必要であれば、
ここから見直してください。
ここでも、別に
「家族や友人を大切にしない」
ということとは全く関係がありません。
ただ、
「家族の言うことを聞かなければいけない」
「友人の言うことを聞かなければいけない」
と言っている間は、
自分を大切にしていません。
自分の考え、価値観、想いを
ないがしろにしてしまっています。
あなたは、いったい誰の人生を生きているの？
家族・友人の言うとおりにして
後になって
「家族のせいで…」
「友人のせいで…」
と逆恨みするようになったとしたら、
誰も幸せになっていませんね。
失敗したときに、
「家族・友人のせいに出来るから…」
というメリットはあるかも知れませんが ^^;
そんなことのために
自分の人生を費やすのはもったいないですね。
どんなときでも、自由に選択できるのです。
そのことを思い出しましょう♪
いまよりも何倍も
自由を感じるようになりますよ♪