いま、政治の世界では、麻生降ろしであったり、東国原知事の騒動など、盛り上がって(?)いますが、先日終わった東京都議選の選挙活動を見ていて、気になったことを今日は書いて見たいと思います。
日本の選挙活動は、候補者の名前を連呼してるだけ、うるさい、などと言われることがあると思います。
他の国の選挙活動を見たり聞いたりしたこともないので、海外諸国と比べてどうか、というのはわかりませんが、今回の都議選の選挙活動を見ていて、2つほど気になったことがありました。
もっとちゃんと選挙活動を見ていたりしたら、もっとネタは多いだろうな、と思うほど、突っ込みどころが満載でした。
こういう人にコーチングしたら、もっと良くなるだろうなと思いました。
事例1)
私の地元の候補者です。
うちの近所で選挙演説をしようと、車から降りてきて、立ち位置を決めたり、係り(?)の人たちから合図を出されるまで、完全なる無表情。
その候補者の目の前を何人もの人(有権者)が通り過ぎても、声をかけるわけでもないし、目を合わせるわけでもない。
そのまま数分が立ち、演説が始まったら、とても愛想よく、声を張り上げて何か話していました。
(場所を離れてしまったので、内容はわかりませんでしたが)
ONとOFFとで、こんなにも態度が違うのか、と愕然としました。
ONの時にだけ取り繕うことは簡単ですが、普段どういう人なのか、というところがつい出てしまって、そこに大きなギャップがあると、そちらが本当のその人なんだな、と人に思われてしまうのではないでしょうか。
普段の、本当の自分の姿が問われている、いうことはあまり意識されていなかったのでしょうか。
自分にないもので急ごしらえで身に付けてその姿を見せる、というアプローチではなく、その人がもともと持っている素晴らしいところ、DNAと呼べるものを引き出してみたら、無理することなく、普段からの自分で選挙活動をすることが出来たのではないか、と思います。
だれにでも、その人なりの、その人にしかないいい点があるのですから、「選挙に受かるためには、一般的な基準でこうなければならない」というのに縛られるのではなく、自分のよさを引き出してアピールする、としてみたらどうだったのでしょう?
長くなってきたので、次の記事に続きます。
コメントを残す