目指すのはカンペキではなく…

こんにちは、伊藤勝彦です。

この週末は、
500人以上のワンネスディクシャギバーが集まる
ワンネス・セレブレーションという
パワフルなイベントに参加してきました♪

大きなエネルギーが動いていたのと、
7時間ほどパイプ椅子に座り続けたせいか、ちょっと疲れました ^^;

でも、エネルギーがまた変わったな、という印象がありました。

これを機に、最近やっていなかった、
メルマガ読者の方へのワンネス・ディクシャ企画を
近いうちにやろうかな、と思っています。

さて

私が以前働いていたコンサルティング会社は、
かなりハードで、高い質と大量の仕事を求められるところでした。

そのため、

心を病んでしまったり、体調を崩してしまったりして、
3年経てば新入社員の半分は辞めてしまう(>_<)

そんなところでした。

それだけ、ハードワークな会社なので

お客さまから高い評価も得て、
個人も成長することができます。

でも、この会社の中でも、
すべての人が高い評価を得ているかというと
もちろんそんなことはありませんでした。

この仕事をしている中で、
私は、二種類の人がいることに気づきました。

一つ目のタイプは、
仕事をテキパキ、スイスイとこなす「仕事が出来る人」。

そしてもうひとつは、

全然仕事が進まず、まわりからも

「あいつは仕事が遅いな。 あいつは使えない。」
(↑いまにして思うとひどい言葉ですが、
日常的に使われていた言葉でした(>_<))」

というタイプ。

この人たちの違いは、いくつかあるのですが、
大きな要素の一つが、

『完璧主義』かどうか、です。

そして、

どちらが『完璧主義』か、といえば
後者の「仕事が遅い人」です。

え、「仕事が出来る人」の間違いじゃないの?
と思ったかもしれません。

でも、間違いではありません。

「仕事ができる人」は、
最初から完璧を求めたりしません。

完璧が幻想だと分かっています。

自分ひとりで長い時間をかけて
必死に頑張り、完璧と思えるプレゼン資料ができた!!

と喜びいさんで、会議にかけてみると…

「全然ダメじゃん。
 何でこんなに時間をかけてこんなモノしかできてないの?
 もう作りなおす時間もないじゃん。」

と怒られてしまいます(>_<)

自分では完璧だと思っていたのに、
それはひとりよがりのカンペキ、
自分の世界の中だけでのカンペキだったのです。

ひとはどうしても、
ある考え・観念にしばられてしまっています。

だから

自分では見逃してしまうもの、
他の人とは違う捉え方をしてしまっているもの

が出てきます。

もちろん、この人は質の高い仕事を目指し、
責任感もあるので、徹夜したり、
プライベートを犠牲にしながら、自分ひとりで必死に頑張りました。

でも、結果としてはひとりよがりで
「仕事のできない人」の烙印を押され、

最終的には、もうプレゼンまで時間が無いので
ギリギリの瀬戸際になって
みんなに手伝ってもらうことに(>_<)

これが、カンペキ主義の弊害です。

どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

それは、

「私は完璧でなければいけない」
「完璧でないと認められない」
「人の助けは借りず、自分ひとりでやらなければいけない」

などの思いこみを持ってしまっているから。

では、どうして
これらの思い込みを持ってしまったのでしょう?

これらの思いこみも
あなたが小さいころに作られたものです。

たとえば…

・せっかくお母さんのお手伝いをしたのに、
足りないところ、できないところを指摘され続けた。

・「となりの○○ちゃんは、○○なのに」と比較され続けた。

・テストは100点じゃないと認められなかった。
 成績表もオール5じゃないと(ひとつでも4とかがあると)、怒られた。

こんな経験などから

『完璧でなければいけない』

などの思いこみが作られてしまったのですね(T_T)

そして、その思いこみがあると何もできなくなってしまいます。

完璧になるまでは、
ずっと準備をし続けなければいけない

完璧じゃないと、また怒られる(>_<)

そんな風にカラダが勝手に反応してしまいます。

でも、
完璧なんて『完全なる幻想』なので、
完璧はいつになってもやってきません!!

結果として、
いつまでも一歩を踏み出せなくなります。

これが「仕事のできない人」に起こっていることです。

では、「仕事の出来る人」はどうしているのでしょう?

まず、最初から完璧を目指したりしません。

もちろん、手を抜くわけではなく、
つねに『ベストを尽くす』ことを心がけて仕事をしています。

そして、
60%とか80%できた段階で、
会議にかけ人の目にさらすことで意見をもらう。

そこで得たフィードバックをもとに、どんどん改善していきます。

結果として、
こちらの方が質も高く、早く仕事が出来ます。

ですので、

もしあなたも

「私は完璧でなければいけない」
「完璧でないと認められない」
「人の助けは借りず、自分ひとりでやらなければいけな


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ABOUTこの記事をかいた人

頑張り続けても変われなかった方が、自分らしくゆるやかにブレイクスルーしていくお手伝いをしています。 これまで、1200人以上の方にセッションを提供。 元外資コンサルのコーチ&潜在意識ヒーラー。 少林寺拳法3段。