リチャード・ボルスタッドのKeys to Successというセミナーに参加してきました。
いくつもためになることはあったのですが、NLPで戦略と呼ばれているものに関して、今までと違った観点から感じることが出来ました。
ちなみに、NLPでいう戦略(ストラテジー)とは・・・
ざっくりというと、ある結果(それが望ましい結果であれ、望ましくない結果であれ)を得るために、どの代表システム(VAK)を、どんなステップで行うか、といったようなものです。
たとえば、
「掃除をしなければいけないが、なかなかできない」
といった人の戦略は、
汚い部屋を見る(V)
↓
「掃除しなきゃ」と頭の中で声が聞こえる(A)
↓
「めんどくさいなぁと頭の中で聞こえる」(A)
↓
いやいや掃除をしているところを想像する(V)
↓
身体が重く感じる(K)
↓
掃除するのをやめてしまう(結果)
もっと詳細には、過去を想起しているのか、作り上げたものなのか?で分けることが出来ますが、割愛します。
ストラテジーは人によって異なります。
そして、得たい結果を得られない場合には、得たい結果を得るようにストラテジーを変更していきます。
さて、今回のテーマであった「どうやって大切に思われていると感じるか?」に関してのワークでは、
「大切にされているなぁ、愛されているなぁ」
と感じたときのことを思い出し、そのちょっと前に何が起こった(ステップ)のかを探ります。
人によって、
・その人の笑顔を見た(V)
・好きな人の声を聞いた(A)
・触れられた(K)
など、それぞれです。
そして、部屋の中でVAKを表す3つのポイントを作り、自分が該当する場所に立ちます。
完全にVだけ、という人もいれば、VとAとの間、などと中間の人もたくさんいます。
そして、全員が自分のポジションに立ったとき。
・
・
・
本当に、人それぞれ。立っている位置はバラバラです。
ココからわかること。
自分と他の人との脳内地図(世界観)は本当に全然違う。
みんな自分と同じ、と思って、考えて行動していても、相手も同じだとは限らない。
というよりもか、違うことを前提にしないといけないですね。
だとした場合、大切に思っている人に対して、どのように接すれば大切にしていることが伝わるのか?
自分の場合、どう接してもらえば大切にしてもらえていると感じられるのか、それは相手に伝わっているでしょうか?
お互いにここがわかっていないと、大切にしあっていても、上手く伝わらず、いらぬ問題を抱えてしまうことになりかねませんね。
今回のワークでわかったのも、数知れずある人の世界観のたった一部です。
自分の世界観を意識してみましょう。
相手の世界観も意識して理解しようとしてみましょう。
そして、お互いの世界観を尊重しあえるようになったら・・・
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