●本当の「完璧主義」になろう♪
今日の話は、昨日の話で出てきた
「完全主義」「完璧主義」に関してです。
「完全主義」「完璧主義」というと、
何かとても素晴らしいことと思われていますね。
でも、
「完全主義」「完璧主義」に陥って
苦しんでしまっているとしたら、
今日のお話は役に立つかもしれません。
「完全主義」「完璧主義」に陥ってしまうと
自分自身を苦しめるだけでなく、
まわりの人も苦しめることになりかねません。
何か欠けていること、足りないこと、
人と比べて劣っていることがあると、許せない。
自分自身に対しても、ひとに対しても。
そう
自分自身、そしてまわりの人は
理想の姿として描いているとおりの
「完全」「完璧」ではないですから。
私自身、以前はかなり重度にこの病気を病んでいました(>_<)
どんなに頑張っても、どんなに成果を出しても
人からほめられたり、認められても
満足できない。
いつも何か足りない。
まだまだ十分でない。
そんな想いで自分自身を傷つけ続けていました。
こんな状態では、
人のことも心から認めることは難しいですよね^^;
人のことでも、
十分でないところ、足りない所が目につきます。
これでは、たとえ愛があったとしても
完全に「条件付きの愛」
これでは、
どんな人間関係でも破綻させることが可能ですね(>_<)
だって、完全に「自分の理想」という人は、
なかなかいないものです。
だから、理想通りではない、欠点が必ず見えてくる。
「え~、こんなはずじゃなかったのに…」
(もともと、条件がきつくない人は、この限りにあらず ^^)
(昨日の記事でも書いたとおり)多くの人が、
「完璧な理想の姿」を演じて、
人から認められよう、愛されようと企てています。
でも、残念ながら
この企み(笑)が完遂することはなかなかありません!
最初は頑張れても、窮屈に感じて限界が来ます。
本当の自分の姿を見せるのが怖い。
そして、ほんとうの姿を見せた瞬間、
ゲームオーバー。
これはつらい。寂しい(>_<)。
私は、この「完全主義」「完璧主義」がなくなったときに、
急に自分自身がラクになりました♪
人との接し方もガラリと変わりました。
こんな風に↓
自分自身の何かを十分でない、不足している、劣っている
と悩んでいる人がいるとします。
本人はもちろん、真面目に、真剣に悩んでいます。
でも、私からしたら
「そりゃあ、たしかに○○はできないのかもしれないし、
△△かもしれないけど・・・」
「だから何?」
という感じ。
いや、もちろん本人は本気で悩んでいるのはわかります。
でも、もし、あなたもこんな風に
「完全主義」「完璧主義」に陥ってしまっているのであれば、
今日のお話は、
それは、本当の「完全主義」「完璧主義」
ではないかもしれませんよ
というものです。
あるお話を紹介します。
「深呼吸の時間」(アラン・コーエン)に紹介されていた話です。
「僕は以前、自分は完全主義者だと思っていたんだ」
「他の人が見逃すような問題点や間違いをいつも探していた。
仕事で成果を上げても、
不本意に終わったものがひとつでもあったら、
その一つを指摘しないではいられなかった。でも今では、
自分は不完全主義者だったとわかったよ。完全主義者だったら、どこを見ても完璧だと思っただろう。
そうじゃなくて、僕は不完全なところばかり見ていたんだから。」
いかがですか?
私たちが「完全主義」「完璧主義」だと思っていたのは、
本当の「完全主義」「完璧主義」だったのでしょうか?
本当は、不完全主義者だったのかもしれないですね。
これからは、本当の「完全主義」「完璧主義」
として生きてみませんか?
どこにでも、誰にでも、どんな状況にでも
「完全主義」「完璧主義」を見出す。
どうしても完全・完璧に思えないこともあるかもしれません。
でも、それはちっぽけな自分の視点から見ているから。
もっと大きな視点、長期間の視点で見てみたら、
完全・完璧なのです。
それを信頼してみると、
ニセモノの「完全主義」「完璧主義」に
苦しむことはなくなりますよ。
本当の「完全主義」「完璧主義」になって、
もっとゆったりと人生を楽しんでいきましょう♪
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