前の記事の続きです。
> もちろん、やり方はいろいろあるでしょうが、「うつ」になっている人は、あることが得意でその結果として「うつ」になっているので、それを活用していこう、というアプローチがひとつ考えられます。
では、何が得意なのでしょう???
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焦らすまでもなく、答えはすでに書いてありますね。
そうです。
「ビックチャンクで捉え、アソシエイトすること」が得意なのです。
得意という言葉に語弊があれば、「ビックチャンクで捉え、アソシエイトする」というパターンには慣れ親しんでいるわけです。
そこで、対応策のひとつとして考えられるのが、その得意なパターン、慣れ親しんでいるパターンを忌み嫌って、全然別の対応をとるのではなく、そのパターンを利用しようというものです。
何回も何回も繰り返して、一番良く使っているパターンなので、もうその筋力は鍛えられています。
後は、使い方を変えるだけです。
というわけで、「ビックチャンクで捉え、アソシエイトする」ようなNLPのワークを選択して、クライアントに対して行っていきます。
まさに、問題となっているパターンこそが、最大のリソースになるのです。
そして、もうひとつ考えられるのは、もちろん別の筋肉を鍛えることです。
いままで使ってこなかったようなパターンを試してみる。
今回の場合は、「スモールチャンクで捉え、ディソシエイトする」という新しいパターンをクライアントに提供して、試してもらう。
今までのパターンと真逆なので、戸惑いもあるでしょうが、新しいツールボックスが手に入り、選択肢が増えるとすると、その人の人生の幅は広がり、生きやすくなるのではないでしょうか?
コーチングもNLPもただ漫然とやるのではなく、このような視点・マップが自分の頭の中にあると、より効果的にクライアントに提供することが出来ます。
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