こんにちは♪ 伊藤勝彦です。
今日はひさしぶりに雨が降って
ちょっと過ごしやすいですが…
もう、本格的に夏真っ盛りですね(>_<)
朝散歩していても、蝉の鳴き声が聞こえてきます。
南国に住みたいと言っているワリに
暑さにはすごく弱く、
夏の屋外ではつい動きが止まってしまいます^^;
でも、わたしのイメージの中では
もっと素敵な「夏のイメージ」があります。
どこまで続く青い空。
目の前には、たくさんの草木が
やさしい風にそよぎながら緑色に萌えている。
その視線の先には、穏やかな湖が広がっている。
夏の暑い日差しの下でも、
涼しく感じる風か見たら左へと流れ、
全身から火照った熱を優しく取り除いてくれる。
カラッとしてとても心地よく快適な感覚を感じています。
これは私が大学4年生の夏休みに
1人で車を運転し3週間北海道旅行していた時のワンシーン。
その時の情景(もう18年くらい前!)が、
先日、また思い起こされました。
その場面は、北海道の洞爺湖。
以前ブログなどでも紹介しましたか、
映画「しあわせのパン」の舞台となったところです。
今月の初めにやっと DVD・ブルーレイが出て
また見る機会がありました。
この映画は、
りえさん(原田知世)と水縞くん(大泉洋)との夫婦が
洞爺湖畔で営んでいる
パン屋さん 兼 喫茶店 兼 (簡易)宿泊施設
を舞台にして、様々なお客さんとの触れ合いを通じて、
それぞれが癒され、成長していく様子が描かれています。
ここを訪れるお客さんたちは、
わたしたちとおなじ様に
それぞれの人生で、それぞれの問題を抱えています。
ネタバレを防ぐために詳しくは書きませんが、
3組のお客さんそれぞれにそれぞれの
ドラマ・ストーリーがあります。
映画館では、それぞれのストーリーで
共感した人たちが、それぞれのシーンで泣いているのが
すすり泣く音でわかりました。
りえさんと水縞君
(夫婦なのにお互いに、このように呼びあっているところにも、
この2人の間にも何かあるんだろうな、と感じさせます)
は、訪れるお客さんに対して
特に大きな何かをするわけではありません。
ただ、来るお客さんに思いやりを持って接しているだけ。
そしてお客さんにとっては
ふたりがしてくれることによって影響を受けるだけではなく、
彼らが、
何らかの問題を抱えながらも
穏やかに、好きなことをやって生きている。
そのような空気感・雰囲気に触れることで、
癒され、変化を起こしていく様子が描かれています。
つまりは彼らのエネルギーに触れているんですね。
そしてそのエネルギーをいただき、影響され
自分のエネルギーも変化していく。
映画の中で、
洞爺湖の辺鄙なところに夫婦で引っ越してきた理由を
お客さんに尋ねられ、
大泉洋演じる水縞くんが、
「好きなことをしたいと思ったんです。
好きな場所で。好きな人と。」
と答えます。
このセリフの中に、彼らの生き方が凝縮されていますね♪
「そうしたい!」と思っているだけでなく
もうすでにそういう人生を、実際に生きている。
おそらく彼らにもいろんな出来事があった
(この映画の中では描かれていませんが)
でも本当に自分が好きな生き方を、
好きな人と好きなところで(自分の望んでいる環境で)
いとなんでいる。
そのことでエネルギーが変わってきたのでしょう。
そしてそのエネルギーが、まわりの人、接する人に
ドンドンどんどん広がっている。
本当に好きなことやっている。
自分の生き方を肯定している。
自分を愛している。
自分を大切にしている生き方をしているからこそ。
先日、セミナー受講生の方とこの映画について話していた時、
映画を見た人のこんな声を聞いたそうです。
「でも、実際にはこんな生活はムリだよね。
映画の中だけの話だよね。
あんなんじゃ、生活できないよ!」
でも、あのお店は映画撮影前から
実在し営業していたお店なんですね。
いまは、映画の人気で大混雑してしまっているようですが…
ですので、
「映画の中だけの話、現実にはムリ!」
というのも、完全なる思い込み。
わたしたちは、
家庭生活・学生生活・社会生活を営んでいくなかで
自分以外の何者かになろうとしてきました。
「まわりからの期待にこたえなければ」とか
自分が「こうしたい!」ということではなく、
「まわりにどう評価されるか」
「どう見られるか、どう見られたいか」
ということを常に意識して、
怖れや不安も感じながら生きてきた。
社会人としての自分、会社員としての自分
妻としての自分、夫としての自分
親としての自分、子どもとしての自分
上司としての自分、
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素晴らし過ぎる記事で泣いています
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>サイヤ999さん
ありがとうございます♪
この映画も素敵なので、是非見てみてくださいね~