自分にスーツを合わせるか、スーツに自分を合わせるか

こんにちは♪　伊藤勝彦です。

最近、また自分の中でいろいろ変化しているようです♪

それにともなって、
来てくださるクライアントさんも変化が出てきました。

最近は、なぜか九州の方との縁が広がり、
９０日コースに参加されている九州の方が３人。

それから・・・

これまで、圧倒的に女性が多く
男性は少なかったのですが、

この一ヶ月で、これまでにないくらい
男性がいらしてくれています。

９０日コースでも、
いま現在おふたりの男性が参加中！！

別にわたしがブログなどで、
男性を意識して募集した訳でもないのですが…

つい最近、この仕事を始めたときのことを思い出して
人と話したことがありました。

意識の変化が、現実化しているようです。

どんな話かというと、
以前、外資コンサルで働いていたときの話。

激務の中、長時間労働で
たくさんの思いこみにしばられ、
ストレスだらけの時期がありました。

「あのとき、もしシータヒーリングなどを知っていて、
　思いこみがない状態に変わっていたら
　ストレスのレベルが全然違うだろうな」

と常日頃から感じていました。

あの頃は

「○○が正しい（正義だ！！）」
「○○しなければいけない」
「○○してはいけない」

なんて思いでがんじがらめになっていて
ストレスもたくさんありました。

（それでも、仕事にはやりがいもあり、
　楽しいこともたくさんあったのですが・・・）

いま振り返ってみれば、あのときの自分は

ぜんぜん本当の自分ではない
本当の自分とはかけ離れていた

と感じます。

社会に期待されている姿に合わせて生きていた。

会社・クライアント企業に期待されている姿に、合わせて生きていた。

あんな生き方をあの後もずっとしていたら、
本格的に鬱になっていたでしょう(>_<)

さいわい、そこまでひどくなる前に
新しい道に踏み出せました ^^

そして、ガンジガラメだった姿から、
本来の自分らしさをだいぶ取り戻せてきたので、

いまでは本当に好きなことを、
好きなときにできる豊かさを楽しめています。

ストレスもないし、
ほんとうに豊かだな～って感じます。

でも、ストレスの渦中にいたとき
それが当たり前になっていたので、

「何でこんなに苦しいんだろう」
「でも、みんなそうなんだろうから、ガマンしなきゃ」
「社会人てそういうもんでしょ」

なんて言って
本来の自分からはまったくかけ離れていました。

あなたは
いま、どんな毎日を過ごしていますか？

もし、本当に自分の望む人生ではなく
まわりの、社会の、親の、会社の期待に
合わせてばかりいる生き方。

こんな生活を続けていたとしたら…

ということで、このテーマに関して
わたしのお気に入りの寓話があるので
今日はそれを紹介しますね♪

わたしの好きな話です。

ある町にあるスーツ屋（仕立て屋）。

新しい仕事を始めるにあたり、
新たな希望に満ち溢れたひとりの男が
このスーツ屋を訪れ、
既製品ではない新しいスーツを仕立ててもらった。

一週間後、できあがったスーツを受け取りに
お店に再び訪れる。

お店の重い、古びたきしむドアを開ける。

薄暗い店内で、
頑固職人といった風貌の店主が出迎える。

男は、できあがったばかりのスーツを身にまとい、
仕立屋とともに鏡の前に立って、最後の手直しをする。

右袖が少し短い。

「袖が短いな」
「もう少し長くしてください」

すると仕立屋は

「いや、短くはないですよ。
　右腕が長すぎるんです。
　腕を少しだけ袖の中に引っ込めてください」

男はいぶかりながらも、
渋々言われたとおりにしたが、

今度は、上着の襟がしっくりこない。

「袖はよくなったけど、首と襟との間があいているぞ」

「いや、襟は問題ありません。
　ためしに、左の肩を少し抱け持ち上げてみてください」

男はまたしても言われたとおりにしてみた。

「そう、そのくらい。
　ほら、隙間もなくなったでしょ？」

すると、今度は上着の背中の部分が引っ張られて、
おしりが出てしまった。

そう言うと、

「頭を低くして前にかがめばいいんですよ」

と店主がめんどくさそうに言う。

男はとうとう、
上着はぴったりだと納得させられて店を出た。

そのため、彼は体を曲げて、
ぎこちない姿勢で歩かなければならなくなった。

そのスーツを着たまま、炎天下を
蝉の暑苦しい鳴き声を聞きながらバス停まで向かう。

暑さのせいか、
ぎこちない体勢で歩き続けたせいか

全身から大量の汗がでて、
買ったばかりのスーツにしみわたる。

（なんとかバス停にたどり着いた・・・）

彼がバスに乗ると、隣に座った
白髪頭の初老の男性が声をかけてくる。

「あなた、そのスーツはあそこのお店で作ったんでしょう？」

「どうしてわかるんですか？」

座席に座ってもぎこちない姿勢の男性が
不思議がって尋ねると…

初老の男性が答えた。

「あなたみたいに体の曲がった人に合う服を作れるのは
この街では、あそこしかない」

何という本末転倒でしょう ^^;

自分の体にスーツを合わせるのではなく
スーツに自分をムリヤリ合わせようとしています。

まるで、親や社会などに
ムリヤリ合わせさせられてきたわたしたちのよう。

・「まわりから、どんな風に思われるか？」が一番重要

・好きでもない仕事を続けている
（はじめたときは好きだったけれど、
今後何年も続けることを考えると無理！！）

・害になる人間関係をガマンして続けている

・もう終わっている人間関係にしがみついている

・「親の期待に応えなければいけない」

こんな生活を続けている。

ちなみに、先日見てきた映画でのセリフにも

「父親が言うことをしてはいけない、なぜなら○○○○」

というのがありました。

詳しくは、ブログにこちらの記事をぜひ読んでみてください。

ある意味、わたしたちは
催眠状態に陥って生きているんですね。

それも、催眠ショーのように短期間のものではなく
人生の長い時間をかけての、催眠状態。

潜在意識に、心の奥底に埋め込まれたプログラムにしたがって
無意識にロボットのように反応し、行動し、考えている。

もっと意識的に考え、感じてみれば

「あれ、おかしいな」

「昔はあっていたのかもしれないけど、
　いまの自分にはあわないな・・・」

と気づいてきます。

先日、セッションをさせていただいた
９０日コースのクライアントさんも、
気づきと変化のスピードが加速しています。

それは、自分の体にあわないスーツを脱ぎはじめたから。

さまざまな思いこみ、
過去の感情的な傷から自由になってきたから。

あなたも、

「あれ、これは本当の自分ではないのではないか？」

「ただ、まわりに合わせたり、
　まわりの目を気にしていただけなんじゃないか？」

と感じたら、
もう自分に合わなくなったスーツは脱ぎ捨てて見ませんか？

いまのスーツを着たままでは、
本来の自分になるのはむずかしいですよね・・・

さて

あなたはいま、どんなスーツを身にまとっていますか？

そのスーツは本当に、
あなたにぴったりでしっくりきていますか？

もし、そうではないなら、
新しい、本当に自分に合うスーツに着替えてみましょう♪

勇気を出して脱ぎ捨ててみると、

「こんなに快適な人生って本当にあったんだ～」

と実感できますよ ^^

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