衝動的行為（強迫的行為）を吹き飛ばす！

先日のアレルギーの急速治療（緩和）もワークのなかなかすごかったですが、私自身特にアレルギーを持っていなかったので、自分自身で効果を感じることは出来ませんでした。
でも、ペアを組ませていただいた方の反応を見ていると、やはり効果があるようです。
ボルスタッドはアレルギーが緩和する仕組みもわかりやすく説明してくれるので、左脳的にも納得性が高いです。
今日もうつ病や統合失調症、人格障害などのNLP的な関わり方について学びました。
そして、ワークは
衝動的行為（強迫的行為）を吹き飛ばす！

あることに対して、
中毒的に「～せずにはいられない」と強迫観念にとらわれた人
また、逆に
「～は絶対に嫌だ」という（強迫的）嫌悪感を持っている人
ボルスタッドの説明によると、ヘロイン中毒・摂食障害にも効果がある手法のようです。
仕組み的には、
CTIのコーチングで言う「プロセスコーチング」にも通じるところがあるかもしれません。
感情を扱う時の方法のひとつ「感情を味わいつくす」と言うところにも通じるのでしょう。
詳しいやり方に関しては割愛しますが、
Awareness Threshold(気づきの閾値?　どれぐらい気になっているか?)として、4つのレベルがあり、
1. Meaningless
2. Compulsive
3. Noticed
4. Not Noticed
となっていると言います。
それぞれ、日本語に訳すと
1. 「いや、別に」「別に何も感じない」
2. 強迫的、衝動的（反応を起こす）
3. 気づいてる
4. 気づいていない
と言ったような感じでしょうか？
それぞれのレベルに閾値があって、ある刺激があった場合に、そのインパクトや繰り返しによって、このモデルの下から
4. 「気づいていない」
↓
3. 「あれ？」と気づく。ちょっと気になる/嫌かも・・・
↓
2. 「もう、絶対にいや」「もうこれをせずにはいられない！」
↓
1. 「あれ？もう別になんとも思わない・・・」
とレベルが上がっていきます。
そして、レベル2のステージにいる人が苦しんでいるわけです。
そして、このレベル2にいる人を、一気にレベル1まで持っていってしまうという手法です。
そう、一気に。
苦しい？
ちょっとそう感じるかもしれないですね。
でも、レベル2の状態でずーと長い間苦しみ続けるのと比べたらどうでしょうか？
ワークのプロセスとしては、10分程度。
そのうち実際にレベル2 -> レベル1に持っていくプロセスは3分程度。
そして、このプロセスはあくまでイメージの中で行うので、安全です。
ポイントは、クライアントがちょっと（？）苦しそうになっても、途中でやめないこと。
苦しんだからといって途中でやめてしまうと、レベル2の中で苦しみレベルがさらに上がってしまう状態で放置してしまうので、問題がさらに大きくなってしまいます。
苦しさが無くなるまで、すばやく繰り返すことです。
いやぁ、NLPって面白い＆すごいですね。
いや、人間が面白い＆すごいのでしたね。