コーチングで大切なことに、リクエスト(要望)するというスキルがあります。
これは、コーチがクライアントに対して、リクエストする、ということです。
コーチングでは基本的には、クライアントに対して指示をするのではなく、クライアントが自主的に行動を変容していくのをサポートします。
しかし、クライアントが停滞してしまっているときなどには、時にクライアントがブレイクスルーできるようにリクエストすることがあります。
もちろん、クライアントは必ずしもそのリクエストに応えなければいけないわけではありません。
とここまで書いておきながら、今日のテーマはコーチングとは直接は関連しません。
先日、とある飲み会の席で、あるサービスに対して満足していない、と言う人がいました。
そして、「そのサービスは、こうあるべきだ」と言うものが彼の中ではありました。
彼の価値観です。
聞いてみる限り、たしかに彼が求めているのもサービスの形態のひとつであって、納得できるものです。
もちろん、ひとつの形態であるに過ぎず、また別の形態を求めている人がいるのも事実です。
ここで問題が生じます。
相手は自分の期待を分かっているはずだと思っている。
そして、相手は自分の期待をかなえるのが当然だと思っている。
この場合は、お金を払っているから、客だからと言うのもあるのかもしれません。
ただし、自分の期待は相手に伝えたのでしょうか?
「なんだ、そうならそうと言ってくれれば・・・」
と言うことになっていたかもしれません。
伝えもせずに、相手が自分の期待にこたえてくれないと責める、悪口を言うのを
わがまま、ひとりよがり、甘え、すねている
と言います。
もちろん、期待を伝えたからといって必ずしも相手がかなえてくれるとは限りません。
人はそれぞれみんな自分の人生を生きています。
あなたの人生を生きているのではありません。
そして、もちろん、あなたも誰か他の人の人生を生きているのではありません。
アサーティブに自分の期待を伝える、リクエストするということをしてみると、人生は少しずつ変わっていくかもしれませんね。
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勝間本の「断る力」を読んで、アサーティブというコトバをしりました。以前から、そういう生き方をしてる人に、嫉妬にも似たあこがれがあったので、すごく腑に落ちたんですよね。私もこうなりたい。と。
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>yokoさん
なれますよ。
少しずつ練習していきましょう。アサーティブに慣れると、また人生がラクに楽しくなりますよ。