「海外でしつこくナンパされて困ったときには、
意味不明な言葉を口にしたり、ニヤニヤしたりして
おかしい人のフリをすると、いいですよ。
そうすると、さっきまでしつこかった人が
気味悪がって、立ち去っていきます^^」
自分を「ギュッ」と抱きしめてますか?
しあわせライフ・コンシェルジュの伊藤勝彦です。
これは、先日たまたまつけた
テレビ番組「ウーマン・オン・ザ・プラネット」
でニューヨークに3年ほど住んでいた
歌手のSILVAが言っていた言葉です。
これは自分でもちゃんと意図を持って、
演じている(フリをしている)ケースですが、
もしかしたら、、、
あなたは気づかないうちに、
本当の自分を忘れてしまって、
偽りの「自分」を演じているかもしれません…
「もしかしたら」と書きましたが、
今の時代(昔からかも(^_^;))
多くの人が、”フリ”をしています
そう、あなたが
「自分らしい」とか
これが「自分らしさ」
と思っているものも、
もしかしたらニセモノかもしれません。
それは、「本当の自分」からは
すっかりかけ離れたものかもしれませんし、
「本当の自分」に、
いろんな殻をかぶせてしまったものかもしれません。
その殻とは、、、
これまで出会った人たちから受け取った
考え方、思い込み、価値観、ルール
などなど。
そして、
「こうすれば、みんなから受け入れてもらえるんだ」
「こうすれば、みんなから愛してもらえる」
「こうすれば、みんなと一緒に入られる」
という方法を、頑張って見つけてきて、
いまではもう無意識にできる(?)ようになってきたもの。
そして、その姿が
「本当の自分」「自分らしさ」だと
勘違いしてしまっているんですね。
勘違いです!!
でも、それが「本当の自分」ではないことに、
もちろんあなたの魂や心の深い所では気づいています。
うっすらと。
あるいは、人によっては明確に。
でも、
どうやって「本当の自分」に戻っていいかわからない、
どこに「本当の自分」があるかわからない(>_<)
そんな悩みを抱えています。
さらに、こんな不安も抱えています。
「こうすれば、みんなから受け入れてもらえるんだ」
「こうすれば、みんなから愛してもらえる」
「こうすれば、みんなと一緒に入られる」
と思って作り上げてきた「自分像」。
たしかに、このおかげで
人から受け入れてもらえ、
みんなから愛されて
みんなと一緒にいられる
かもしれません。
それで、偽りの「自分」を作っている。
(もしかしたら、これにさえ成功していないのに、
虚像の「自分らしさ(セルフイメージ)」に
しがみついているかもしれませんね)
でも、それと当時に
こんな不安・不満も抱えることになるんですね。
「誰も本当の自分を愛してくれない」
それはそうです。
なぜなら、
誰にも「本当の自分」を見せていないのですから。
ニセモノの「本当の自分」を演じるのに精一杯で
「本当の自分」はどこかに行ってしまっている。
自分でさえ、「本当の自分」がわからないのに、
まわりの人に「本当の自分」を愛してもらえるわけがありません(>_<)
わたしのメンターのアラン・コーエンも、
自分を変えようと、
いろんなセミナーやワークショップに参加していた頃を振り返って
こんなことを言っていました。
ある数日間のワークショップの最後の最後になって、
参加者の仲間からこんなことを言われたそうです。
「まだ本当のあなたを知れていない気がする。
あなたが何を考えているのか、
本当のあなたはどんな人なのかまったくわからない」
でも、そのときもアランは、
自分が考えている、
自分が思っている、
自分が感じている
ことを伝えているつもりでした。
あとから振り返って、アラン自身も認めていますが、
「つもり」だったそうです。
今から思い起こしてみれば、
その当時は、ほとんどアタマだけで生きていた。
「本当の自分」が感じていることではなく、
アタマで考えていたことばかり話していた。
そして、そこには「本当の自分」のエッセンスはゼロ。
アランでさえそうだったんですね!
「そんなアランが今では、、、」
と思うと、勇気と希望が湧いてきますね^^
その時、アランは、
「たくさんしゃべっていたけど、
本当の自分を表現していなかった」
ことに気づいたそうです。
そこで、
恐れを感じながらも、本当の自分を話してみました。
ほんとうに自分がどう感じているのか。
「本当はあの女性のことが気になっている」とか
「こんな仕事は本当は好きじゃないんだ」
「本当はこういうことをやりたいと思っているんだ」
など、気持ちを打ち明けたそうです。
どんなふうに受け止められるか、
もしかしたら、
軽蔑されるんじゃないか
バカにされるんじゃないか
という不安もあったでしょう。
でも、一緒の参加者の反応は、、、
「本当のあなたを、はじめて知れた気がする。
話してくれてありがとう♪」
と、驚くほどカンタンに受け入れてもらえ、
以前とは比べ物にならないほど、
親密な関係性を築けるようになったそうです。
アタマで生きているうちは、
本当の自分、本当に「自分らしく」生きているとは言えませんよね。
わたしのところに
セッションを受けにいらっしゃる方も、
最初はほとんどの方が同じ悩みを持っています。
「自分らしく」生きたいと思っているものの、
「自分らしさ」がどんなものか忘れてしまった。
どうやって「自分らしく」生きればいいのかわからない(>_<)
最初はこんな状態。
でも、セッションを繰り返していくうちに、
発見してきます。
そして、生まれ直すことができる。
だいたい、まわりの人が言う
「○○さんらしいね」
「○○さんらしくないね」
というのは、
あくまで、まわりの人の意見であったり、
感じていることに過ぎません。
でも、それが呪いになり、呪縛になる(>_<)
あるいは、あなたがいままで、
「自分らしさ」だと思って維持してきたセルフイメージ
に過ぎません。
でも、それって本当のあなたではないですよね?
あくまで、「イメージ」です。
「本当の自分」から外れた生き方。
それをわたしは、
「自分の真ん中からずれた生き方」と言っています。
このズレが大きくなってくると、
どんどん自分を認められなくなってきて、
ものごとがうまく行かなくなってきて
エネルギー、活力もなくなってきます。。。
ただ、なんとなく生きているだけ。
悩み、苦しみをたくさん抱えながら、なんとか生きている。
夢や希望、ワクワクした気持ち、
情熱も忘れてしまった(>_<)
でも、これもあるとき、終わりを告げます。
セッションをしていると、クライアントの方が
「今まで誰にも話したことないんですけど、、、」
と言って、話してくれることがあります。
その時、
その人の、そしてその場の
エネルギーがガラッと変わります。
カチッとスイッチが入る音が聞こえてくるかのよう。
その瞬間から、
その方は「自分の真ん中」につながって生き始めていきます♪
もう、誰にもウソをつくことはない。
ウソをつく必要もない。
本当の自分を生きられるようになってきます^^
そして、本当の自分を生きるようになると
本当の人とのつながりを作れます。
仮面をかぶって生きていていたときとはまったく別の世界!!
あなたは、
実際の人間関係でも、
テレビやドラマ、映画、小説などでも
どんなときに感動して、この人と仲良くなりたいと思いますか?
人が感動するのは、
カッコつけて、自分を飾って、自分を大きく見せて
としている時ではなく、
その人の本当の気持ちに触れた時。
その人の弱さや、ダメなところを出してくれた時ですよね?
その時、自分が恐れていたような
「これを言ったらみんなから嫌われるんじゃないか」
「こんなことをみんなに知られたら、
みんな自分から去っていってしまうんじゃないか」
なんてことは起こりません。
かえって親密になります。
そして、そうしてこそ
初めて本当の自分を愛してもらえ、
受け入れてもらえるんですね。
「あ~、○○さんにもそういう面もあるんだ。
人間だもん、そりゃあいろいろあるよね。
わたしだって、、、」
と、まわりの人も安心し、
その人も、あなたの前では自然でいることが
できるようになってきます。
まあ、もしかしたら、
あなたの本当の姿を知って、
去っていく人もいるかもしれませんが、
それはそれでいいではないですか。
どうせ、偽りの姿しか認めてくれない人です。
あなたも、
そんな人間関係を求めているわけではないですよね?
それは、相手の問題。
相手にも、
好きにする権利・自由はあるのですから、
それは放っておいてあげましょう^^
それと同じように、あなたにも
自分が付き合う人を選ぶ権利・自由があります。
「類は友を呼ぶ」
という言葉通り、
その時、自分に会う人と付き合うことになっています。
そして、自分が成長したら、
今までの人間関係から卒業することが
必要になってくるときもあるでしょう。
別に切り捨てるわけではなく、あくまで「卒業」です。
でも、あなたがそのグループを「卒業」すると、
一緒に「卒業」しておなじグループに一緒に移っていく人もでてきます。
もちろん、今までのところにとどまる人もいます。
それも、その人たちの選択ですから、尊重してあげましょう。
誰かが間違っているわけでも、
誰かが悪いわけでもありません。
こうなってくると、本当に自由ですよね?
これまでの仲間に気を遣って
自分を小さく見せる必要はありません。
自分が本当にやりたいことをガマンする必要もありません。
あるいは、虚勢を張って生きる必要もありません。
あなたは、今日の記事の最初にお話したように、
しつこくナンパしてくる人から逃れるために、
おかしい人を装いつづけていませんか?
もう、そのナンパしてきた人は立ち去っているのに…
あまりに演じていると、
本当の自分がどんどんわからなくなってきますよ!!
もし、そんなことを続けていたとしたら、
こんな症状があらわれてきているはずです。
・自分が何をしたいのかわからない
・自分が何が好きなのかわからない
・毎日、よろこびや感動もなく、ただ暮らしている
・何もかもうまく行かないと感じている
・何をしていても楽しくない、つまらない
これは、「自分の真ん中」から
かなり離れてしまっている証拠。
水平線の彼方に、小さく見える島。
しかも、蜃気楼がかかってよく見えなくなっている島。
それくらい、これまでの人生の中で
本当の自分らしさから遠ざかってしまっているのかも。
しかも、蜃気楼のように
たくさんの思い込みに邪魔されて、
本当の姿が見えなくなってしまっている。
今日決断して、
蜃気楼を晴らして、島に近づいていってみましょう!!
たった一歩でも。
そのあなたの「島」には、
しばらく留守にしていた間に、
流木や、ビニール袋、洗剤のボトル、
壊れたおもちゃなどが漂着しているかもしれません。
ずっと留守にしていたので、
荒れ放題になっているかもしれません。
もしかしたら、誰か他の人が住んでいるかも^^;
それらを片付けて
(思い込みを外したり、未解消の感情を解放して行ったり、、、)
本当の自分らしさを取り戻して行きましょう。
きっと、その島はあなたにとって、
とっても心地のよい場所になりますよ^^
PS.
本当の「自分らしさ」、自分の「真ん中」を取り戻したい方はこちら
あなたの島を見つけ、案内し、片付けもお手伝いします^^
もちろん、その島でどうやって生きていくのかも引き出し、
必要に応じてアドバイスもしていますよ?
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