「チャンスがない」「誰も助けてくれない」と感じる本当の理由

こんにちは♪
頑張っても変われなかった方のための
ゆるやかブレイクスルーコーチ伊藤勝彦です。

もし、あなたが

「チャンスさえあれば…」
「自分は恵まれてない」
「どうしていつも私ばっかり…」
「どうせ誰も助けてくれないし…」

なんて感じているとしたら、
今日のこの話は役に立つかもしれません。

こんな話です。

ある大雨の日、
男がひとりで家の中にいると、
ドアを叩く音がした。

男がドアを開けると、
そこには警官が立っていた。

その警官は男に向かってこう言った。

「この雨で堤防が決壊し始めています。
　いますぐ逃げてください！！」

しかし、
男は警官の言うことは聞かずに、
悠然と次のように答える。

「私は神を信じています。
　神に祈れば、必ず神が助けてくれます。
　逃げる必要はありません」

そう言うと男は祈り始めた。

他の住民のところも
回らなければいけないので
警官はあきらめて去っていきました。

すると、まもなく堤防が決壊し、
街は洪水に飲み込まれていきます。

徐々に、
水が男の家の床上まで浸水してくると
男はとりあえず屋根の上へと避難。

まもなく、その男を助けに
救命ボートがやってきました。

すると、今度も男は
救命ボートの救助隊員にこう言った。

「神が助けてくれるから、私は大丈夫だ」

男が祈り始めたので、
あきらめて救命ボートも去っていきます。

しかし、どんどん水かさが増し、
屋根を越えるまでになり、
男はあわてて煙突に登った。

すると、間もなくして今度は、
救助のヘリコプターがやってきた。

救助隊員が、慌てながら必死に
「この縄ばしごにつかまって下さい」
と声をかけ続けても、

「神が助けてくれるから大丈夫。」
と男は言って、救助を断り、
なおも祈り続けます。

そして、ついに
男は濁流に飲まれて死んでしまいました…

そして、あの世で神様に出会った時、
男は、神様に向かってこう言った。

「私はあなたを信じて祈ったのに、
　どうして助けて下れなかったのですか？」

すると神様は、こうおっしゃった。

「私は３回もおまえを助けようとした。

　まず警官、次にボート
　３回目はヘリコプターを
　送ったではないか。

　おまえが拒否したのだよ」