「わたし、津波で家を流されたんです」
これは、昨年
あるセミナーであった女性から聞いた言葉でした。
そして、
その後に続いた言葉が、わたしを驚かせました。
自分を「ギュッ」と抱きしめてますか?
しあわせライフ・コンシェルジュの伊藤勝彦です。
もし、あなた自身がそんな状況にあったとしたら、
その時、どんな思考・感情がわいて来ますか?
わたしたちの人生には、
そんな大きな出来事ではなくても、
日々たくさんの出来事が起こります。
「大切な人と別れてしまった」
「会社をクビになった」
「難しい病気になった」
「仕事で大失敗してしまった」
「信頼していた人から裏切られた」
「パートナーからいつもひどい目に合わされる」
こんな出来事で、悩み苦しんでいる方が
あなたのまわりにもいませんか?
もしかしたら、あなた自身かもしれません…
そして、そんな時。
「どうせ私は誰にも愛されない」
「私はダメな人間だ」
「私はかわいくない」
「わたしは仕事ができない」
「わたしは孤独だ」
「わたしは大事にしてもらえない」
なんて思いが自然と湧いてくるかもしれません。
そう、これが思いこみです。
これらの思い込みは、
頭の中で、マインドのおしゃべりとして聞こえてくる。
勝手にわいて来ます(>_<)
でも、これらもすべて
たんなる「意見」に過ぎません。
その「意見」は、
自分で自分を納得させるためにできたものかもしれない
あるいは、
お父さん、お母さんの意見かもしれないし、
先生が言った言葉、
友人が言った言葉、
テレビのドラマの中でのセリフかもしれない。
でも、おそらくすべては「たんなる意見」に過ぎません。
わたしたちの脳は、
「理由付け」ができないで、
答えがわからない「空白状態」を嫌うため、
いつもなんらかの説明・理由付けをしたがります。
「どうして、こんなことが起こったんだろう」
「どうして、こんな目に合うんだろう」
「わたしの何が間違っているんだろう」
これらの問いに、結論づけたがるんですね。
そして、
100万通りの捉え方があるうちから、
たった一つの捉え方を選択して、
それを、動かしがたい「真実」だと
結論付け、思いこみます。
そして、その説明、理由付けには、
人それぞれ【パターン】が出来てしまっているんですね。
自分にどう説明するか?
ひとには、それぞれに
自分なりの慣れ親しんだ【説明スタイル】があります。
楽観的な選択をするか、悲観的な選択をするか?
楽観的な人と、悲観的な人では、
選択の傾向がまったく異なります。
さきほどの、あるセミナーで会った女性。
宮城県のヒーラーさんで、
彼女は、東日本大震災で被災した方でした。
あの日。
津波が、彼女の家にまでやってきて、
家も、これまで大切にしていたものも
すべて流されてしまったそうです。
すべてが流されてしまった、
家があった場所に立った時、
彼女は
「あ、なんかこれでスッキリした。
これで新しいスタートが切れる」
と感じたそうです。
そして、その後、
今まで以上にエネルギッシュに活動できるようになって、
一年後には、家も新築しました。
これも、捉え方の問題。
その出来事を、自分にどう説明しているか。
捉え方次第で、感じ方がかわり、
その後の行動も、態度も変わってきます。
何か出来事が起こった時に、
どのように自分に説明、理由付けをするか?
そこに、
あなたの人生を変える大きなヒントがあり、
そこが重要なポイントになります。
もし、ある出来事で
あなたがいま苦しみを感じているとしたら、、、
それは、その出来事が起こった
本当の理由ではありません。
本当の理由は別にあります。
ただ、自分でそれが理由だと思い込んでいるだけ。
信じきってしまっているだけ。
そこで、
自分の思考を安易に信じない、
疑ってみる、ということを試してみませんか?
また、こんな捉え方もあります。
(これも、絶対の真実かどうかはわかりません。
ひとつの「意見」です)
先日、メルマガ読者の方に行ったワンネス・ディクシャ。
そこでの教えに、こんな言葉があります。
「思考はわたしのものではありません」
「感情はわたしのものではありません」
つまり、
自分の思考というものは一切ない。
自分の感情というものは一切ない。
というんですね。
わたしは、
まだそこまでの境地には達していませんが(^_^;)
自分の頭の中で
自動的に起こっている思考であったり、
あるいは、
他の人の想念のエネルギーなどを受け取って、
自分の考え、感情と感じていることが
よくあることはわかっています。
あるセッションで、こんなことがありました。
ある特定(忘れました(^_^;))の状況に対して、
ものすごく悲しい感情が自然とわいて来てしまう
というクライアントさん。
どうして自分が悲しく感じるのかもわからない。
過去に似たような経験をした記憶もない。
(忘れていたり、封印していることもありますが、、、)
そこで、クライアントさんにこんな問いかけをしてみました。
「それって、誰の感情ですか?」
一瞬、きょとんとした表情を浮かべましたが、
「あっ」
という声を上げた後で、
「これは、母親の感情です!
わたしの感情ではありません」
と気づきました。
そこで、その方から
お母さんからの感情(エネルギー)を引きぬいて、
今後、お母さんから送られて来るエネルギーを
受け取らないように変化させました。
さらに、お母さんからエネルギーを
受け取ってしまう思考パターン(思い込み)
「母親の気持ちを受け止めてあげなければいけない」
「母親を理解するためには、自分も同じ感情にならなければいけない」
「それが思いやりだ」
などを変えて行ったんですね。
すると、その後、
その訳のわからない悲しみを感じないように♪
このケースでは、悲しみでしたが、
人によっては
怒りであったり、
孤独感であったり、
嫉妬であったり
とさまざま。
このように、
自分にわき起こってくる「思考」「感情」。
なんかわからないけど、
慣れ親しんでいる「思考」「感情」。
これらは、もしかしたら
わたしたち自身のものではないかもしれません。
もし、あなたに、
「どうせ私は誰にも愛されない」
「私はダメな人間だ」
「私はかわいくない」
「わたしは仕事ができない」
「わたしは孤独だ」
「わたしは大事にしてもらえない」
という「思考」や「感覚・感情」があるとしたら、
その「思考」や「感覚・感情」に飲み込まれる前に、
ちょっと立ち止まってみてください。
「これって、真実なのだろうか?
それとも、たんなる意見にすぎないのか?」
「これは、自分の思考、感情なのだろうか?」
「他の解釈、説明の仕方はないだろか?」
もしかしたら、
たんなる「意見」を真実だと
思い込んでしまっているだけかもしれません。
また、まわりに漂っていた、
他の人の想念・想いのエネルギーを受信して、
自分の思考・感情だと感じているだけかもしれません。
そんな時は、先ほどの質問を
自分に問いかけてみてくださいね~
もしかしたら、
自分ひとりでは難しいと感じることもあるかもしれません。
それは、固定観念のワナに陥ってしまっているから。
ですから、まわりに信頼でいる人がいる場合には、
他の視点、捉え方を聴いてみてください。
相手の方が、おなじワナにはまっていなければ、
100万通りある捉え方のいくつか、
自分では思いもよらなかった捉え方に出会えるかもしれません。
これによって、あなたが感じていたのは、
たんなる思い込みに過ぎない
一つの意見、捉え方、価値観にすぎない
ということがわかるでしょう。
もっと、あなたを
元気にする、豊かにする、しあわせにする
捉え方がきっとあるはず。
そして、そんな捉え方が見つかったら、
今までとまったく違う意見・捉え方を採用してみましょう♪
その「本当の理由」を見つけることは、
あなたの人生にとって
とても価値があることです。
また、それを発掘していく過程で、
自分の説明・理由付けのパターンにも気づきますよ~
そして、個々の思考ではなく、
その【パターン】を変えて行ったら、、、、
そう、あなたの人生は、
今までとはまったく違うものになっていきます。
アタリマエですよね?
すべての出来事に対しての捉え方が、
変わってくるんですから!!
そこには、あなたの
残りの人生を変える大きな価値があります。
もし、ひとりでは難しい場合には、お気軽にご相談下さいね。
わたしがお手伝いします♪
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