碧いうさぎ

逮捕された、酒井法子の「碧いうさぎ」がダウンロード販売で皮肉にも再ブレークしているようですね。
私もこの歌は昔から好きだったので、久しぶりに聞いてみました。
コーチングやヒーリングをやっていると、やたらとビリーフ・思考パターンというものに敏感になってしまいます。
歌詞の一部だけを取り上げてというのもなんですが、
— 碧いうさぎ

(1番)
あとどれくらい　切なくなれば
あなたの声が　聴こえるかしら
(2番)
あとどれくらい　傷ついたなら
あなたに辿りつけるのかしら
ちなみに、同じく好きな山崎まさよしのOne more time, One more chanceでも、
— One more time, One more chance

これ以上何を失えば、心は許されるの
どれほどの痛みならば、もう一度君に会える
両方の曲とも、とても好きな曲なので突っ込むわけではありませんが、
両方とも、
自分が苦しい思い、嫌な思いをする
　　　↓
幸せになれる

という構図がありますね。
情緒的には、なんとなく美しい感じですが、これをビリーフ・思考パターンとして持ってしまっていると、特に潜在意識に刻み込まれるぐらいになってしまっていると、そういう現象を引き寄せてしまいそうです。
それでは、
幸せになるためには、苦しい思い、嫌な思いをしなければならない

のでしょうか？
なんとなく、道徳の時間や、童話などでそのように学んできたような気がします。
でも、真実ではないですね。
そういう時もあるし、別にそうでないときもある。
だとしたら、
幸せになるためには、苦しい思い、嫌な思いをしなければならない

というビリーフはあまり自分の役に立たないかもしれません。
だとしたら、華麗に捨て去ってしまいましょう。
気づいたビリーフで役に立たないものは、都度脱ぎ捨ててしまいましょう。
NLPのニューロロジカルレベルの学びのひとつに、
「ビリーフ（信念）はあなたを構成する重要な一部ですが、あなた自身ではありません。」

と言うものがありました。
昔は役に立っていたかもしれませんが、もう役に立っていないのであれば感謝して、新しいものに置き換えていきましょう。