引き続き、「奇跡の脳」から。
この本、読んでいる途中でふと思い出したのですが、著者がジム・ボルト・テイラーと言っているぐらいなので、当たり前ながら翻訳本です。
しかし、翻訳本と思えないほど読みやすい日本語で書かれています。
読み終わって、訳者あとがきを読んでみると・・・
この本の原書を読んだ時、どうしても自分の手で翻訳してみたいという思いにかられました。なぜだかわかりませんが、リハビリによって取り戻されたテイラー博士の「ことば」のニュアンスをそのまま日本語に写し取りたいと感じたのです。
と書かれています。
やはり、ただ訳せばいいというやっつけ仕事でなく、心がこもっている仕事というのは伝わるものですね。
さて、90秒です。
「何が90秒なのでしょうか?」
簡単に言うと、
ある刺激に対して、自分の中にあるプログラムが自動反応し、ある感情が沸き起こり、
その結果として脳から放出された化学物質(アドレナリン、ノルアドレナリン、セロトニンなど)が身体に満ちて、
そして血流からその物質の痕跡が消えるまで
もっと簡単に言うと、
ある感情が起こってから、その感情が収まるはずの時間
ということです。
「はず」がPOINTですね。
そうです。
怒りや悲しみなどの感情が起こったものの、それが90秒どころですまない場合が往々にしてあります。
自動的に出てきてしまう反応は90秒で終わります。
では、なぜ多くの場合90秒で終わらないのか?
それは私たちが、
「その回路が機能し続けるように選択をしたから」
もちろん、意識して怒りをもち続けよう、悲しみ続けようとしている人はいないと思います。
まさに、無意識のパターンに陥っているだけですね。
無意識に陥っていることを知ったということは福音です。
今度は意識的にそのパターンを変えればいいのですね。
気づけば、分かれば、変えたいと思ったら変えればいいのです。
まだ変えたくないな、と思ったらしばらくそのままにしておいてもいいでしょう。
やり方がいくつか紹介されていますので、また別の機会に紹介します。
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今日も勉強になりました。
Katuさんの
文章もとっても分かりやすく、
いつもリソース増えます。
ありがとうございます☆
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>かおりんから名前変えました・freechia イマレさん
いつもありがとうございます。
最近、やっと文章を書くのも慣れてきました!