「奇跡の脳」シリーズの最後(たぶん)です。
前回の記事で、「脳の中の物語作家」さんをとりあえず手なづけて、黙らせることができたとしましょう。
そして、黙らせた後どうするか。
物語作家さんは、親に怒られた子供のように、とりあえず黙り込んでいて、隙を見てまた同じ回路を作動させようとチャンスをうかがっています。
ですので、新しい思考回路を意識的に始めることが大切です。
コーチングでも、NLPでも、ヒーリングでも、
「何かを消すのではなく、置き換える」
というのが定石ですね。
あくまで、著者ジル・ボルト・テイラーのやり方ですが、そのまま紹介します。
新しく意識を振り向けるべきリストとして、以下の3つを用意しておきます。
魅惑的で、もっと深く考えをめぐらせたいことを思い出す
ものすごく楽しいことを思い出す
何かやりたいことを考える
これらがリストとして手元にあると、すぐに思い出せるので便利かもしれませんね。
今後は、何か否定的な感情が沸き起こったとしても、とりあえず90秒の持ち時間だけはその感情を味わってもいいですから、その後ループして、無駄に否定的な感情・気持ちを継続するのはやめましょう。
でも、意識してみると90秒って結構長いですよね。
時計の針を見ながら90秒待ってみると、結構長く感じます。
ですから、やっぱり90秒で十分ですね。
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